「ガンダム芸人」の若井おさむが結婚、生い立ちから祝福の声多数。

2008/06/12 11:10 Written by Narinari.com編集部

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「機動戦士ガンダム」の主人公アムロ・レイのコスプレで、名シーンや名ゼリフを織り交ぜたネタで人気の「ガンダム芸人」こと若井おさむ。当初は数いる物まね芸人の一人と見られていたものの、世のガンダムブームに後押しされる形で、すっかり独自のポジションを築き上げたが、最近はまたテレビでお目にかかる機会が減ってきているため、心配するファンも少なくない。そんな若井おさむが、28歳の一般女性と結婚することが明らかになった。

2人の出会いは3年前の合コン。一目ぼれしてしまった若井おさむは5月に「ルミネtheよしもと」の出番前にプロポーズをしたところ、女性がこれを快諾したという。まだ入籍はしておらず、「ガンダム」のことを示す「RX-78」にちなんだ7月8日に婚姻届を提出する予定だ。

若井おさむは「ポッと出のお笑い芸人」「一発屋」と見られることも多いが、ネットでは生い立ちやお笑い芸人を志すまでの生き様に共感する人が多い。心の底から頑張って欲しいとエールを送られ、暖かく見守られているという希有なお笑い芸人だ。そのあたりの事情はWikipediaの「若井おさむ」の項目に詳しいが、どのようなエピソードを秘めたお笑い芸人なのか、簡単に紹介しておこう。

・20代前半の頃、幼い頃から続く母からの虐待や、兄からの理不尽な暴力などに耐えかね、実家を離れて居酒屋の経営を始める。
・数年後、若井おさむが実家を離れたことから、母や兄が父を虐待。若井おさむは父に離婚を勧め、悩んだ末に離婚を決意したその日に亡くなった。
・父の遺産を放棄するとの念書を母に渡したところ、居酒屋は父名義だったため持っていかれてしまった。
・絶望した若井おさむは、死に場所を探すために東南アジアへ旅に出る。
・たまたま旅先で出会った日本人から「松本人志がドラマ(伝説の教師)をやっている」と聞かされ愕然(若井おさむはダウンタウンの大ファンで、ドラマをやるわけがないと思っていた)。
・自分の目で確かめるために一時帰国、たまたま見たのが「自殺はするな」というメッセージの回で、若井おさむは号泣、死ぬのを思いとどまり、お笑いの道に進むことを決意した。

このエピソードは若井おさむ本人がテレビや雑誌で語ったもの、もしくは若井おさむの芸人仲間が語ったもので、すべて実話だという。

そんな若井おさむだけに、今回の結婚の一報にはネットから祝福の声が続々。「苦労人だから幸せになって欲しい」「幸せになれてよかった」「これは素直に祝える」「本当におめでとう」と、暖かい空気に包まれている。

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