今年は第1戦が京セラドーム大阪（7月31日）、第2戦が横浜スタジアム（8月1日）で開催されるプロ野球の「マツダオールスターゲーム2008」。ファン投票は5月31日から6月29日まで、球場やコンビニに用意されている公式投票用紙、ハガキ、パソコン、ケータイから投票を受け付けているが、6月9日、第1回の中間集計が発表された。西武のG・G・佐藤外野手が両リーグを通じての最多得票となっているほか、セ・リーグの首位を独走する阪神の選手が5部門で1位となっている。

第1回中間発表の各部門は次のとおり（成績は6月8日終了時点）。

◎セ・リーグ
［先発投手］岩田稔（阪神）11試合、5勝2敗、防御率1.73
［中継ぎ投手］久保田智之（阪神）30試合、4勝1敗、防御率2.58
［抑え投手］藤川球児（阪神）29試合、2勝1敗、21ｾｰﾌﾞ、防御率0.94
［捕手］阿部慎之助（巨人）打率.260、5本塁打、27打点
［一塁手］新井貴浩（阪神）打率.333、8本塁打、45打点
［二塁手］荒木雅博（中日）打率.269、2本塁打、9打点
［三塁手］中村紀洋（中日）打率.295、11本塁打、34打点
［遊撃手］坂本勇人（巨人）打率.243、3本塁打、16打点
［外野手］赤星憲広（阪神）打率.322、1本塁打、12打点
　　　　　青木宣親（ﾔｸﾙﾄ）打率.315、3本塁打、14打点
　　　　　金本知憲（阪神）打率.332、9本塁打、45打点

セ・リーグは広島と横浜以外の4球団から各部門の選手が選ばれている。阪神の選手が多いのは毎年のことだが、今年はチーム状態が良く、個々の選手の活躍も目立つため、納得の結果と言えそうだ。ニューフェイスとしては、1型糖尿病を患い、インシュリン注射を打ちながらも阪神の若きエースとして頭角を現してきた岩田稔投手や、2006年の高校生ドラフト1巡目で巨人に入団した19歳の坂本勇人内野手が挙げられる。

◎パ・リーグ
［先発投手］ダルビッシュ有（日本ﾊﾑ）12試合、6勝2敗、防御率1.81
［中継ぎ投手］武田久（日本ﾊﾑ）30試合、2勝3敗6ｾｰﾌﾞ、防御率2.67
［抑え投手］加藤大輔（ｵﾘｯｸｽ）25試合、1勝1敗12ｾｰﾌﾞ、防御率2.19
［捕手］細川亨（西武）打率.245、9本塁打、41打点
［一塁手］小久保裕紀（ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ）打率.272、13本塁打、28打点
［二塁手］田中賢介（日本ﾊﾑ）打率.302、7本塁打、33打点
［三塁手］中村剛也（西武）打率.229、11本塁打、26打点
［遊撃手］川崎宗則（ｿﾌﾄﾊﾞﾝｸ）打率.306、0本塁打、16打点
［外野手］G.G.佐藤（西武）打率.332、16本塁打、43打点
　　　　　稲葉篤紀（日本ﾊﾑ）打率.303、10本塁打、42打点
　　　　　鉄平（楽天）打率.284、3本塁打、37打点
［指名打者］山崎武司（楽天）打率.317、10本塁打、35打点

パ・リーグはロッテ以外の5球団から各部門の選手が選ばれている。現在パ・リーグの本塁打王で、北京五輪代表入りも有力視されているG.G.佐藤外野手は、31,498票と断トツの得票数。昨年までは荒削りな印象が強かったものの、今年は勝負強いバッティングで開幕からチームをけん引していることがファンからも高く評価されているようだ。

まだファン投票期間は20日間も残されているので、今後、各部門のトップが入れ替わる可能性は十分。パソコンやケータイからも気軽に投票できるので、応援している選手に一票を投じてみてはいかが？　

☆ケータイからの投票方法
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