「タバコをやめてほしい有名人」1位に小栗旬、意外な人物も選出。

2008/06/05 21:49 Written by コジマ

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世界的に禁煙の機運が高まる中で、日本でも路上喫煙の禁止やタクシーの禁煙化、企業や飲食店での分煙・禁煙化が推進されている。さらに、たばこ税引き上げ(たばこ1箱1000円)を目指して超党派の国会議員による議員連盟の発足が予定されるなど、喫煙者にとって肩身の狭い世の中になっているが、非喫煙者に対する心づかいやマナーが向上した点は愛煙家も歓迎すべきことではないだろうか。

世界保健機関(WHO)では「たばこ枠組み条約」を発効したほか5月31日を「世界禁煙デー」に定めており、日本でもこの日からの1週間を「禁煙週間」としてさまざまな活動を展開している。こうした中で、禁煙推進団体の「タバコ問題首都圏協議会」が毎年恒例となっている「タバコやめてねコンテスト」の今年度版を発表した。

このコンテストは同団体が毎月開催している「分煙・嫌煙定例会」の参加者やインターネット、ファクス、ハガキによる一般投票でたばこをやめてもらいたい有名人を選出するもので、03年から毎年発表している。「タバコをやめたら、特に若い人たちに良い影響を与えると考えられる著名人」が対象となっており、初年度の1位には木村拓哉(SMAP)が選ばれた。

前回は、和田アキ子が1位、明石家さんまが2位で、宮崎駿監督が3位。4位は木村拓哉、5位はオダギリジョー、6位は加護亜依と所ジョージが同ポイントとなっているほか、浜崎あゆみや太田光(爆笑問題)、小泉今日子、桃井かおり、亀梨和也(KAT-TUN)、星野仙一監督らの名前も挙がっている。

また、過去には06年度1位の金本知憲選手(阪神)や養老孟司氏ら愛煙家で知られる人だけでなく、中島美嘉、広末涼子、松たか子などの意外な人物も。さらに「NANA」の大崎ナナや「サザエさん」の磯野波平など、マンガのキャラクターも選ばれているのだ。

こうした面々を抑えて今年の1位になったのは、初登場の小栗旬。以前から愛煙家であることを公言しているが、メディアへの露出度が高まったことで嫌煙家たちの目に止まったようだ。映画「クローズ ZERO」などでも喫煙シーンを披露していたが、同作品のインタビューでは「たばこは吸うけど、あんなにヘビースモーカーではないですし……」(シネマトゥデイより)と答えている。

2位は上位常連の和田アキ子、3位は萩本欽一、4位はオダギリジョーと続き、明石家さんまは調査開始以来、初めてトップ3から後退して5位に選ばれた。また、メイクアップアーティストの田中宥久子氏や医師でタレントの西川史子ら、喫煙とは対極のイメージがある人物もトップ10入り。同団体の公式サイトでは現在、10位までしか発表していないが、近日中に20位までと各人物への「『タバコやめてね』寸評」を掲載する予定だ。


☆2008年度「タバコやめてネ」コンテスト(タバコ問題首都圏協議会調べ)
1位 小栗旬
2位 和田アキ子
3位 萩本欽一
4位 オダギリジョー
5位 明石家さんま
6位 田中宥久子
7位 立川志の輔
8位 宮崎駿
9位 木村拓哉
10位 西川史子

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