「デスノート」のハリウッドリメイクに進展? 海外サイト報じる。

2008/06/05 15:53 Written by Narinari.com編集部

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単行本の累計発行部数は2500万部を超え、2006年に公開された映画版2本は、前編が28億円、後編が52億円の興行収入を上げるなど、マンガも映画も大ヒットを記録した「デスノート」。その人気は日本にとどまらず、欧米やアジアでも人気を博しているが、日本での映画公開時から噂されていたハリウッドリメイクの企画に進展が見られたと、海外のアニメ系ニュースサイトなどが報じている。

アニメニュースネットワークが「Vertigo Entertainment Developing U.S. Death Note Remake」と題して伝えた記事によると、「デスノート」のハリウッドリメイク企画を進めているのはバーティゴ・エンターテインメント。同社はこれまで「THE JUON/呪怨」(清水崇監督作のリメイク)や「ディパーテッド」(香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク)、「The Lake House」(韓国映画「イルマーレ」のリメイク)などに携わってきた会社で、現在、「デスノート」の脚本を執筆している段階だという。

ちなみにバーティゴ・エンターテインメントは、主にアジア映画のリメイク権売買を業務としており、直接製作をするわけではないため、大手の製作会社に売り込むためのプロットやドラフトを執筆している段階との見方もある。日本の映画版を配給したワーナーブラザーズが製作を手がければそれなりに形になりそうではあるが、現時点では、製作をどこのスタジオが務めるのかというところまでは企画は進展していないようだ。

ファンの間では「デスノート」は日本が舞台だからこそ面白いとの意見が根強い上に、昨今の日本のマンガやアニメを原作としたハリウッド映画化の流れを快く思わない否定的な声も少なくないだけに、「デスノート」のハリウッドリメイクがどう展開していくのか、目が離せないところだ。

◎「ハリウッド映画化」と伝えられるマンガやアニメ作品例(カッコ内は企画が浮上した時期)
・「ドラゴンボールZ」(2002年)→2009年4月公開予定
・「童夢」(2002年)
・「ルパン三世」(2002年)
・「新世紀エヴァンゲリオン」(2004年)→製作進行中
・「MONSTER」(2005年)
・「銃夢」(2005年)
・「寄生獣」(2005年)
・「魔女の宅急便」(2005年)
・「百獣王ゴライオン」(2005年)
・「マッハGO!GO!GO!」(2006年)→今夏公開予定
・「科学忍者隊ガッチャマン」(2007年)→2009年公開予定
・「鉄腕アトム」(2007年)→2009年公開予定
・「超時空要塞マクロス」(2007年)
・「AKIRA」(2008年)→レオナルド・ディカプリオも製作に参加
・「攻殻機動隊」(2008年)→ドリームワークス製作

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