長寿マンガ「クッキングパパ」がドラマ化、主演には山口智充を起用。

2008/06/05 05:44 Written by Narinari.com編集部

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料理マンガと聞くと「美味しんぼ」(作:雁屋哲、画:花咲アキラ)や「ミスター味っ子」(著:寺沢大介)を思い浮かべる人が多いが、それらと双璧をなす存在として、長年に渡ってファンに愛されてきたのが「クッキングパパ」(著:うえやまとち)だ。最新単行本は98巻(6月23日発売)と、101巻まで発売されている「美味しんぼ」に全く引けを取らない長寿マンガとしても知られている。この「クッキングパパ」が、初めて実写ドラマ化。8月29日に2時間のスペシャルドラマとして、フジテレビ系で放送されることが決定した(制作はテレビ西日本)。

現在発売中の「モーニング」(講談社)に掲載された告知によると、主人公の荒岩一味役には「ぐっさん」こと山口智充を起用。その体格と顔立ちがキャラクターのイメージにうまくハマっているため、ネットでは好意的に受け止める意見が多い。マンガの実写化には常に「イメージが違う」との声が付きまとうものだが、「クッキングパパ」に関しては心配する必要はなさそうだ。

また、主人公の妻である荒岩虹子役には富田靖子を起用。山口智充と富田靖子の「夫婦」は、ほんわかとしていて、楽しげな雰囲気が想像できるだけに、こちらも良いキャスティングと言えるだろう。

「クッキングパパ」は1984年から「モーニング」で連載を開始。料理マンガにありがちな「○○勝負」といったパターンを排し、料理をテーマの軸に据えながらも、全体的にはほっこりとした人情話や心温まる家族愛を描くことで人気を博してきた。1992年〜1995年にはテレビ朝日系でアニメ化もされている。

ほかのキャストやストーリーの概要など、追加の情報は「モーニング」誌面で随時伝えていくそう。ファンの人はお楽しみに。

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