織田裕二が7月スタートの月9で熱血教師に、学園ドラマは19年ぶり。

2008/06/04 08:20 Written by Narinari.com編集部

このエントリーをはてなブックマークに追加


8月6日から8月24日(開会式は8月8日)まで北京五輪が開催される今年の夏。毎年、在宅率が下がる7月スタートの「夏ドラマ」は視聴率的に苦戦する傾向が強いが、今年は北京五輪の中継や特別番組に押される可能性が高く、例年以上に視聴率が低めに推移すると予想されている。ちなみに前回のアテネ五輪時(2004年)の「夏ドラマ」トップは、「ウォーターボーイズ2」(フジテレビ系)の16.7%と、クールのトップとしてはそれほど高い数字ではなかった。

そんな今年の「夏ドラマ」で放送されるフジテレビ系月9ドラマ「太陽と海の教室(仮)」に、織田裕二が主演することが決定した。同作は神奈川県の湘南という夏らしい爽やかな舞台で、織田裕二がほぼ初めてとなる教師役(設定上の教師役は過去にも経験あり)に挑む学園ドラマ。織田裕二が学園ドラマに出演するのは、ドラマデビュー作の「十九歳」(NHK)以来、実に19年ぶりとなる。共演者には生徒役で山本裕典、岡田将生、北乃きい、谷村美月、鍵本輝の出演が決定。ほかに北川景子や吉高由里子、浜田岳などが出演するとの情報もある。

さて、参考までに過去5年の「夏ドラマ」の月9の視聴率を見ておこう。

2003年「僕だけのマドンナ」(主演:滝沢秀明)13.1%
2004年「東京湾景」(主演:仲間由紀恵)13.9%
2005年「スローダンス」(主演:妻夫木聡)17.0%
2006年「サプリ」(主演:伊東美咲)14.3%
2007年「ファースト・キス」(主演:井上真央)14.2%

妻夫木聡のほかに深津絵里、広末涼子、小林麻央、蛯原友里、藤木直人といった豪華キャストが集った「スローダンス」を除き、すべて15%台を割り込んでいる。ほかの連続ドラマ枠よりも高視聴率が求められる月9としては、明らかに物足りない数字と言えるだろう。月9にとっても「夏ドラマ」は鬼門というわけだ。

それだけに、織田裕二にかかる期待は大きい。織田裕二の月9主演作は「東京ラブストーリー」(22.9%)と「ラストクリスマス」(21.5%)の2作だけだが、いずれも20%の大台を突破するなど相性が良い。学園ドラマの「太陽と海の教室」では、若手の人気俳優が多く出演する点も視聴率にはプラスに作用しそうだ。

織田裕二にとって「ラストクリスマス」以来3年半ぶりの月9、19年ぶりの学園モノ、そして教師役と話題性十分の「太陽と海の教室」。視聴率の推移にも注目しておきたいところだ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.