蓮の葉などに水滴をたらすと、水がコロコロと転がっていく。この仕組みを参考に開発された超撥水技術「アデッソWRシリーズ」を利用し、水玉をコース内で転がして遊ぶバンダイの玩具「超撥水GAME aqua drop」が7月下旬に発売される。水を球形のまま縦横無尽に動かすことができ、複数に分裂したり、くっついて細い隙間をすり抜けたりと、超撥水による多彩な水の動きが楽しめる新感覚のゲームだ。バリエーションは全4種類で、価格は1,575円(税込み)。
超撥水とは、水と接地面の角度が150度前後で水を弾いている状態のこと。通常の撥水剤では約100度だが、日華化学が開発した「アデッソWRシリーズ」は蓮の葉やクモの巣と同じ仕組みを利用し、その超撥水を実現した。
「超撥水GAME aqua drop」は、118×146×27ミリの箱の内部を「アデッソWRシリーズ」でコーティング。本体上部の穴から付属のスポイトで水を入れ傾けると球形の水玉がコロコロと転がり出し、くっついたり分裂したりなど、コースの形状に応じた水玉の動きが楽しめる。
コースは「クボミ」「ハモン」「ヒカリ」「カワラ」の4種類。それぞれ難易度が異なっている。超撥水の神秘的な動きを体験したい人は、まずは公式サイト(//www.asovision.com/aqua/)で確認だ。