F・アロンソが今季F1王者を予想、L・ハミルトンの初タイトルは否定。

2008/05/30 14:21 Written by コジマ

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第6戦までを消化した今季のF1。ドライバーズポイントでは、クラッシュが続出する波乱の展開となったモナコグランプリ(GP)を制し、ルイス・ハミルトン選手(マクラーレン)が38ポイントで1位、同GPでリタイアした昨季王者のキミ・ライコネン選手(フェラーリ)は2位に後退したが、1位から4位までが6点差で並ぶ接戦となっている。

こうした中で、2005、06年王者のフェルナンド・アロンソ選手(ルノー)がスペインのラジオ番組に出演した際、早くも今季のチャンピオンを予想した。

アロンソ選手は予想を求められ、「チャンピオンシップの結末がどうなるかなんて、こんな早い段階で言えっこないよ。ここまでポイントリーダーの座は何度も代わっている。4番手の(ロバート)クビサ(BMW)まで、超接近しているじゃないか」(TopNewsより)と困惑しながらも、「僕の見たところ、ダントツでフェラーリの2台がタイトルに近いね」(同)とライコネン選手、フェリペ・マッサ選手の有利を予想。元チームメイトであるハミルトン選手の初タイトル奪取については、きっぱりと否定している。

昨季は3連覇を逃したものの、ライコネン選手、ハミルトン選手とともに最終戦までチャンピオン争いを繰り広げていたアロンソ選手。しかし、ハミルトン選手との確執から古巣ルノーに移籍した今季は第6戦までで9ポイントにとどまっており、王者候補から外れた格好となった。この位置で今季の王者を予想していることは、なんとも悲しい限りだ。

それは本人も自覚しているようで、モナコGPでのニック・ハイドフェルド選手(BMW)とのクラッシュについて謝罪した際に、「チャンピオン争いをしているのにポイントを稼げなかったライコネンとは違って、僕らにとってはそう重要なことではなかったよ」(TopNewsより)と語っている。

そのライコネン選手は、モナコGPで追突したエイドリアン・スーティル選手(フォース・インディア)に対して公式に謝罪し、レース終了後すぐさまに謝ったこともスーティル選手の口から明らかにされた。しかし、フォース・インディアのオーナー、ビジェイ・マリヤ氏は許しておらず、イタリアのメディアもライコネン選手を激しくバッシングしているという。

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