胃のバイパス手術を受けたKONISHIKIが激ヤセ? 体重が70キロも減少。

2008/05/30 13:10 Written by Narinari.com編集部

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現役時代、最高で285キロもあった大きな身体から繰り出される、圧倒的な押し相撲で人気を呼んだKONISHIKI(しこ名は小錦)。その巨体は足に過度の負担を与え、痛み止めの薬が身体をむしばんでいたとも言われている。1993年の大関陥落後は、前頭14枚目に転落するまで現役を続行したものの、1997年の九州場所をもって引退。その後は元来の明るいキャラクターと、現役時代の抜群の知名度を活かしながら、タレントに加えて実業家やミュージシャンとしても活躍中だ。

仕事の面では順調に来ていたKONISHIKIだが、誰の目にも心配に映るのはその健康面。2004年に日本テレビ系で放送された「新婚コニシキ 愛のダイエット奮闘記」では、結婚を目前に控えたKONISHIKIが3か月のダイエットに挑む様子を追っていたが、このとき、検査を行った病院はKONISHIKIを「病的肥満」と診断し、また、ダイエットに先立って計測された体重も現役時代を上回る300キロの大台に到達していた。この状態を放っておけば、体が悲鳴を上げるのは時間の問題だったため、結婚を機に一念発起。テレビ番組の企画という「強制ダイエット」に取り組んだわけだ。

ただ、この番組の放送後も見た目には大差がなく、恐らくはダイエットは失敗に終わったのだろう。そうした結果を出せない、長続きしないダイエットにケリをつけるべく、KONISHIKIが決断したのは「胃を小さくする」手術を受けることだった。

KONISHIKIが受けたのはガストリックバイパス手術と呼ばれる、胃の一部を切除して小さくした上で、胃と小腸をバイパスで繋ぐ手術のこと。「肥満大国」と言われる米国では、肥満治療のプログラムの一つとして、ごく普通に行われている治療法だ。術後は食が細くなり、カロリーの摂取量が減るため、自然に痩せていく……と言われている。KONISHIKIは昨年からハワイの病院に通って検査を始め、今年2月25日に手術を受けていた。

それから約3か月。KONISHIKIは70キロも痩せたそうだ。ただ、70キロ減っても現在の体重はまだ230キロあるので、公式サイトの5月26日付けの日記で公開されている近影を見る限り、同じく70キロの減量をした貴乃花(160キロ→90キロ)ほどの激変はしていないが、順調に体重が減り続けているのは確かなようだ。

このまま自然に体重が減っていけば、いずれ「スリムなKONISHIKI」を目にする日が来るのかもしれない。術後の経過も良いようなので一安心だ。

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