26日、東京都港区海岸の路上に駐車中の乗用車から、元TBSのアナウンサーで現在フリーの川田亜子アナが亡くなっている状態で発見された。車の後部座席には練炭が置かれていたほか、家族に感謝の言葉を記した遺書も見つかっている。

川田アナは白百合女子大学を卒業後、TBSに入社。「はなまるマーケット」「がっちりマンデー！！」「ネプ理科」など、情報番組やバラエティ番組で活躍し、そのキャラクター性からTBSの人気アナウンサーとなったが、昨年3月に「報道をもっとやりたい」との理由でフリーに。その後は「がっちりマンデー！！」や「サタデースクランブル」（テレビ朝日系）などに出演をしていたが、当初思い描いていたほどフリーの仕事がうまく回らず、悩んでいたとも言われている。

また、5月に入った頃から公式ブログには不安定な記述が相次ぎ、一部メディアから「失恋説」「五月病説」「体調不良説」など、さまざまな憶測が飛んでいた。

◎公式ブログの記述
5月7日
「先週から口がうまく回らなく、どうしたものかと悩んでおりました。普段から喋りがなめらかとは言えない私にとってとても心配であり、不安が押し寄せてきます。特に心あたりもなく…」

5月8日
「いつもの私がまだ見つけられません」

5月9日
「やっと1日が終わりました。長かったです」

5月10日
「ようやく夜ですね。夜だから楽であるかと言えば違いますが」

5月12日
「母の日に私は悪魔になってしまいました。もともとそうだったのかもしれません。産んでくれた母に、生きている意味を聞いてしまいました。母の涙が 私の涙がとまりません。母の涙が耳の奥で響いているのです」

5月20日
「こうしてメイクをして仕事の準備をして移動しない空間にいると取り残されている感じ」

5月21日
「言葉が…でてこないので、今日は書くのをやめようと思います。」

5月22日
「（仕事の合間が）一番苦痛であります。昔は本を読んだりお茶をしたり、ぽーとしたり。楽しかったのに…今はせつないです」