身近なものの未知なる側面を発見させてくれるデジタル顕微鏡。近年はパソコンにつなげるタイプも発売されているが、いずれもちょっと値が張るところが難点となっている。こうした中で、テレビに接続するタイプのデジタル顕微鏡「アイクロップス」がバンダイから6月28日に発売される。価格は7,980円(税込み)とお手ごろ。小学生向けだが、大人も十分に楽しめそうだ。
「アイクロップス」は米玩具会社ジャックス・パシフィックが開発したもの。昨年8月に米国内で発売して以来、累計販売数は60万個を突破するほどの人気を博している。
人気の秘密は、テレビにつないでレンズを近づけるだけという手軽さながら、27インチのテレビスクリーンで約200倍という高倍率で映し出すことができる高性能な点だ。玩具の枠を超えた本格的な顕微鏡で、海外のトイショーでも数々の賞に輝いている。
レンズを見たい物体に近づけるほか、付属の「観察ケース」と「簡易スタンド」を使用すれば動き回る昆虫や水中の生物などの観察も可能。手軽にミクロの世界を探検できるチャンスだ。