米男性、交通違反を逃れるため警察にウソの通報を試みる。

2008/05/21 14:54 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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「近所のコンビニに強盗が押し入っています!」

と、携帯電話から警察に通報したのは、ミズーリ州、ヘーゼルウッドのとある男性。普通なら市民が迅速に通報したとして、警察からも感謝されそうです。しかし今回の通報が原因で、この男性は逮捕されてしまいました。

何をかくそう、この男性はスピード違反でパトカーに停められた直後にこの電話をかけたのです。もちろん本当に強盗を目撃したのではなく(汗)。

「近くに強盗でもあれば、この警察官も現場に駆けつけなければならないし、チケットどころじゃないだろう」

そう、彼はなんとか目の前にいる女性ポリスがチケットを切る前に、彼女がどこかに行かなければならないようなシチュエーションを作り上げられないか……、そう悪知恵を働かせたのです。そして、ついに今回のような考えられないような行動に走ったのでした。

ところが警察官の方が一枚上手でした。この男性が運転席に座ったまま電話をかけ始め、警察に「通報」しているのを知った彼女は、すぐに大きな声で尋問を開始しました。そしてこの声で電話オペレーターも、男性がウソをついていることを知ったのです。

そして男性はその後「公務執行妨害」等の罪で逮捕されて留置所へ。普通の交通違反なら、罰金も100ドルはいかないし、逮捕されることもありません。それをおとなしく支払っていればいいものを、ずるがしこいことをしようとしたお陰で、逮捕までされてしまった男性容疑者。まったく何を考えていたのやら……(汗)。

とりあえず今後からは、安全運転を心がけてくださいませ。

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