サザンオールスターズが活動に終止符? 東京スポーツが1面で報道。

2008/05/12 17:49 Written by Narinari.com編集部

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1978年に「勝手にシンドバッド」でデビューしたサザンオールスターズは、今年が結成30周年の大きな節目の年。昨年4月に桑田佳祐のソロ活動専念が発表され、現在は活動を休止している状態だが、今年はサザンオールスターズとして精力的な活動をする方針を桑田佳祐自身が明らかにしている。だが、12日に発売された東京スポーツが1面で「スクープ!! サザンオールスターズ解散」と報道。ファンのさまざまな思いが交錯中だ。

東京スポーツの報道によると、サザンオールスターズが近日中に正式発表すると見られるのは「再開プランの決まっていない来年以降の活動休止」、つまりは事実上の解散だという。すでに活動休止を知らせるマスコミ向けのアーティスト写真を撮影済みで、その写真は「桑田がサザンから巣立っていく」イメージなのだそうだ。ただ、サザンオールスターズはこれまでに4度の活動休止を経験しており、そのたびに「解散説」が流れてきた。にも関わらず東京スポーツが大きく「解散」と報じているのは、「写真」の存在が、過去の活動休止時とは意味が異なると見ているからのようだ。

この報道を受け、日本テレビ系「ズームイン!SUPER」がサザンオールスターズの所属事務所(アミューズ)やレコード会社(ビクターエンタテインメントタイシタレーベル)に取材を敢行。「もともと19日に今後の活動について新聞紙面を通じて発表する予定でした。今の段階ではそこまで待って、その発表内容をもって判断して下さいとまでしか言えません」とのコメントを引き出している。キッパリと「解散説」を否定していないあたりが気になるところだ。

そしてネットのファンの反応もさまざま。「また解散説か」「どうせまた復活する」と冷めた反応の一方で、「桑田佳祐がソロになっても何も変わらない」「そろそろメンバーを扶養する役割から桑田佳祐を解放してあげて」と、30年に渡ってヴォーカル、作詞、作曲、そしてタレント的な役回りを一手に引き受けてきた桑田佳祐に対する「お疲れムード」も漂っている状況だ。ただし、メンバーが個々に、自由にソロ活動をしてきたサザンオールスターズに今さら解散する理由があるのかと、今回の報道を懐疑的に見る向きも少なくない。

果たしてサザンオールスターズは解散してしまうのか。はたまたいつも通りの活動休止なのか。19日の発表から目が離せない。

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