松本人志のラジオ番組がCD化、特典条件に「AKB商法」との批判も。

2008/04/21 20:01 Written by コジマ

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お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志が、放送作家の高須光聖氏とともにパーソナリティを務めるTOKYO FMの「放送室」。2001年10月から続く長寿番組で、小学校時代からの親友である2人のリラックスしたトークが人気を博している。放送時間1時間中CMや音楽がほとんど入らないことでも知られ、ダウンタウンや芸能界に関する多くの裏話が聞ける点も魅力となっているのだ。番組名は、中学時代に2人が放送部に所属していたことが由来なのだとか。

4月26日の放送で343回目を迎える同番組は、これまでも3度にわたって書籍化されているが、今回、CD化されることが決定した。1回ごとの放送内容をノーカットで1枚ずつのCDに収録し、計10枚を1セットで販売するというもので、ラジオのトーク番組をノーカットでCD化するのは初めてのことだという。初回から第10回放送までを収録した第1弾は、4月23日発売。今後、第100回放送までを10巻連続で発売する予定なのだ。

1セットの価格は、税込みで5775円。アマゾンのレビューでは番組内容を絶賛する一方で、この価格設定に疑問符が付けられている。これはネットでも同じで、特に「連続(10巻すべての)購入者に豪華特典あり」という部分に批判が殺到。「これはムチャクチャな商売だな」「うわぁ、これはさすがにファンの俺でもひくわ 」「またこんな商売で集金活動するんですか?」などのほか、物議をかもしたアイドルユニットAKB48のポスターの景品商法になぞらえて「まるでAKB商法」といった声が上がっているのだ。

中には「AKBは同じCDを集めての特典、これは内容の違うCDを集めての特典だからいいんじゃね?」という意見もあるものの、「MP3とかで売ればいいのに。音質にそれほど拘る必要もないだろうに。無意味すぎる」「ダウンロード販売でいいじゃん」「ハンパなくかさばるしもうちょっと売り方考えてくれよ…」など、販売形式にも不満が噴出している。

こうして、発売前からネットで散々な評価を受けているラジオ音源のCD化だけど、ディープなファンに愛されている「放送室」だけに、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」(日本テレビ系)や「人志松本のすべらない話」(フジテレビ系)などのDVDと同様、こちらも高セールスを記録する可能性が高いのだ。

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