「攻殻機動隊」がハリウッドで実写化、スピルバーグが惚れ込む。

2008/04/15 21:17 Written by コ○助

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1995年の公開から10数年の時を経た今もなお、多くの熱狂的なファンを抱える映画「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」(監督:押井守)。当時の日本では興行的には成功したとはいえず、それほど高い評価を受けていたわけではなかったなりが、海外、特に米国での人気が凄まじく、その熱狂が太平洋を渡って逆輸入されるカタチで日本でも再評価の機運が高まったなりよね。以後、現在に至るまで「攻殻機動隊」はファンを拡大し続けているなりよ。

そんな「攻殻機動隊」のハリウッド実写映画化が決定したと、Variety Japanが報じているなり。実は日本のアニメ製作会社であるプロダクションI.Gが、2007年1月からハリウッドを相手に映画化権の売却交渉を始めており、それがようやくまとまったようなりよ。

実写映画化に乗り出すのはドリームワークス。Variety Japanによると、ドリームワークスの設立者でもあるスティーヴン・スピルバーグ監督が「攻殻機動隊」に惚れ込み、激しい争奪戦の末、映画化権を手にすることになったなりね。ただし、メガホンを執るのがスピルバーグ監督になる……というわけではなく、そのあたりのスタッフについてはまだ未定。プロデューサーを「スパイダーマン」シリーズや「X-MEN」シリーズなどを手がけたアヴィ・アラドが担当することは決定しているようなり。

ハリウッドのスタジオが映画化権を獲得しても、すぐに映画の製作に入るというわけではなく。そのまま立ち消えになる作品も珍しくないだけに、「攻殻機動隊」が公開はおろか、実際に製作まで漕ぎ着けるかどうかはまだ不透明なりよ。スピルバーグ監督の肝いりで、ドリームワークスが製作して、超一流のプロデューサーが付く……と期待できそうな要素もあるとはいえ、やはりアニメの実写化には不安が付きまとうもの。皆さんは「攻殻機動隊」の実写化、どう思うなりか?

◎ハリウッド映画化が決定している作品例(カッコ内は企画が浮上した時期)
・「ドラゴンボールZ」(2002年)→2009年4月公開予定
・「童夢」(2002年)
・「ルパン三世」(2003年)
・「新世紀エヴァンゲリオン」(2004年)→製作進行中
・「MONSTER」(2005年)
・「銃夢」(2005年)
・「寄生獣」(2005年)
・「魔女の宅急便」(2005年)
・「マッハGO!GO!GO!」(2006年)→今夏公開予定
・「鉄腕アトム」(2007年)→2009年公開予定
・「AKIRA」(2008年)→レオナルド・ディカプリオも製作に参加


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