「まことちゃんハウス」裁判に進展、住民側が「月10万円」を要求。

2008/04/14 21:13 Written by コ○助

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新居として建築された東京・吉祥寺の「まことちゃんハウス」をめぐり、「少し離れたところ(※約2キロと言われている)に住む」近隣住民2名から訴訟を起こされている楳図かずお。これまで原告の主張は、赤と白のストライプの外壁や物見塔のように突き出た部分が「閑静な住宅街の景観を破壊する」「気色悪い」「乱痴気な建物」というもので、それらが精神的苦痛を与えているとして建築中止を訴えてきたなりね。ただ、裁判が続く中も建築工事は続けられていたため、判決を待つことなく3月にはほぼ完成。そこで、建築中止を求められなくなった住民側は、新たな一手を講じてきたなりよ。

住民側が新たに求めてきたのは、大きく次の3点なり。

1.景観を悪化させている赤と白のストライプの外壁を撤去すること。
2.撤去するまでの期間、毎月10万円を原告に支払い続けること。
3.「物見塔」の窓から外が見えないように目隠しをすること。

1と3に関しては従来の建築中止の主張からそうズレてはいないなりが、2の金銭に関してはこれまでになかった要求なりよ。これに対し、ネットの反応は「結局金が欲しいだけか」「ついに本性を現したな」「恐喝のようだ」と概ね楳図かずおを擁護するムード一色で、当初から指摘されている「そもそもなんで隣家の住民も文句言ってないのに遠くの住民が文句言ってるんだ」という、原告2人に対する反発が強まっているなりね。

楳図かずおは先日、「週刊女性」のインタビューに「完成した暁には、ご近所さんを招待して食事でもしようかと思っていた」と答えている通り、近隣住民と仲良くやっていくつもりだったようなりが、現在は「4月には完成するでしょうが……、もう引っ越したくないです」「住む前からイロイロいわれちゃったので、なんだか縁起も悪いですし、あの場所はなんだか怖くて、近づきたくもないんですよ……」(「週刊女性」より)と引っ越し自体を諦め始めている節もあるなりよ。

楳図かずおには気の毒なこの裁判、「少し離れたところに住む」近隣住民の新たな要求によって、裁判はさらなる泥沼化の様相を呈してきたなり。

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