J1川崎Fが試合会場に“動物園”オープン、ポニー乗馬や猿の曲芸も。

2008/04/08 11:59 Written by コジマ

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強力な攻撃陣を擁して今季優勝候補の一角と目されながら、スタートダッシュに失敗したJ1の川崎F。FW陣の相次ぐケガやFWフッキ選手の退団が重なり、第5節を終了した時点で2勝2敗1分けで10位に位置している。初タイトル奪取に暗雲が立ち込めている状態なのだ。

こうしたチームをさまざまな面白企画でバックアップしている川崎Fの営業サイドが、ホームグラウンドである等々力陸上競技場内に動物園をオープンするという前代未聞のイベントを仕掛けることが明らかになったのだ。4月26日の柏戦と5月3日の鹿島戦限定ながら、試合会場に動物園を“開園”するのは初めての試みなのだとか。

川崎Fと言えば、なぜか沖縄にクローズアップした「沖縄フェスタ」やガンダムのプラモデルを展示した「フロンターレmeetsガンプラ」など奇抜なイベントを開催することで有名で、昨年は「女性のためのシェイプアップフットサル教室」やアジアチャンピオンズリーグのセパハン(イラン)戦を前に「行列のできるイラン講座」、F東京との「多摩川クラシコ」では多摩川を舟で渡って味の素スタジアムに乗り込む「アウェイ舟ツアー」などを実施している。

今季も開幕戦始球式にルー大柴を招き、第5節の京都戦では選手セレクトのガンプラを販売する「フロンターレmeetsガンプラ」第2弾を開催。また、2004年から毎年恒例になっている新体制発表にサポーターを招待する企画は人気なのだ。

そんな川崎Fの新たな企画「フロンターレ動物園」は、4月26日の柏戦でバックスタンド裏に「キッズランド牧場」を開設し、ヤギやヒツジ、ウサギなどとファンが触れ合える空間を提供するほか、ポニーの乗馬体験コースも。5月3日の鹿島戦では猿の曲芸ショー「猿(エン)タの広場」を開催する。開園時間は午後4時半から6時20分で、3枚1つづり100円のアトラクションチケットが必要となるのだそう。

本当の意味での「動物園」ではないけれど、子供のサポーターも楽しめそうな企画。第8節と第10節は、等々力陸上競技場を訪れる人が増えそうなのだ。

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