福留孝介外野手が満点デビュー、スタンドには謎の「偶然だぞ」も。

2008/04/01 15:57 Written by コ○助

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昨オフ、FA権を行使して4年総額4,800万ドル(約52億8,000万円)の巨額契約でカブスに移籍した福留孝介外野手。中日での9年間で打率.305、192本塁打、647打点を上げた日本を代表するスラッガーが、メジャーを相手に額面通りの活躍ができるのかに注目が集まっているなりよね。オープン戦は23試合に出場し、打率.270、1本塁打、8打点、15四球という、やや物足りない結果だっただけに、チームやファンからはシーズンでの奮起に期待が寄せられていたなりよ。

でも、そんな心配は杞憂に。31日に行われたカブスの開幕戦に「5番・ライト」で出場した福留選手は、2回の初打席にいきなり2塁打、7回にはセンター前ヒット、そして9回にはチームを同点に導く1号3ランと、いきなりの3打数3安打3打点1四球という、鮮烈な「満点デビュー」を飾ったなりよ。メジャー開幕戦での本塁打は2004年の松井稼頭央内野手(当時メッツ)、2006年の城島健司捕手(マリナーズ)に続き、日本人メジャーリーガーでは史上3人目となるなり。巨額契約で入団した選手であり、クリーンアップを任された選手である以上、求められていることに応えただけ……とも言えるなりが、初戦のプレッシャーをはねのけて結果を出すあたりはさすがなりよね。

さて、そんな福留選手への地元ファンの期待は相当なものなりが、この開幕戦の中継に、地元ファンが掲げる、日本語で書かれた謎のボードが映り込んでおり、ネットで騒然となっているなりよ。そのボードには、なぜか「偶然だぞ」の文字。特に福留選手が本塁打を放ったシーンでは、複数のファンが「偶然だぞ」のボードを掲げているという、ヘンテコな光景が流れていたなりね。

なぜ、福留選手を応援する言葉としてはおかしい「偶然だぞ」の文字が掲げられていたのか、その謎を解明するべく、ネットでは盛んに議論が繰り広げられたなりが、どうやらGoogleの翻訳サービスで、カブスファンがよく使うフレーズの「It's gonna happen.」を翻訳すると「偶然だぞ」という結果が出ることが判明。地元ファンが誤ったフレーズであることを理解せずに、そのまま球場でボードを掲げてしまったようなり。

「偶然だぞ」がスタンドに並ぶのはおかしな光景ではあるなりが、これは地元ファンが日本語が分からなくても福留選手にメッセージを届けようとしている熱意の現れ。歓迎されていることの証でもあるなりよね。そうしたファンに応える活躍に、今後も期待したいものなり。

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