新「ナイトライダー」の車両、米最大級のカーオークションに出品。

2008/03/27 19:07 Written by コジマ

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1980年代に日本でも大ヒットした米テレビドラマ「ナイトライダー」。元刑事のマイケル・ロング(デヴィッド・ハッセルホフ)が人工知能「キット(K.I.T.T.)」を搭載した高性能車両「ナイト2000」を操って数々の事件を解決していくストーリーで、2004年には映画化が発表された。昨年には08年中に公開することなどが決定したのだけど、その後はまたもや続報がない状態となっているのだ。

その一方で、昨年10月に決定した新テレビドラマは順調に製作が進んでおり、今年2月に米テレビ局NBCで2時間のパイロット版(試験版)を放送。今秋には本放送がスタートする。旧シリーズの「ナイト2000」はゼネラルモーターズの「ポンティアック・トランザム」をベースとしていたのだけど、新シリーズでは「ナイト3000」に名前を改め、ベース車両もライバルであるフォードの「シェルビーGT500 KR マスタング」(5代目)に変更した。ボンネット前方にある赤い光だけは、しっかりと受け継いでいる。

昨年4月には旧シリーズの撮影に使われた「ナイト2000」の実車が販売されたけれど、新シリーズのパイロット版で使用した「ナイト3000」も3月27〜30日に開かれる米最大級のカーオークション「バレット・ジャクソン」の「Palm Beach 2008」に出品されることになったのだ。

バレット・ジャクソンは、アメリカンクラシックカーを出品するカーオークション。「The world's greatest collectors car events」を自負しており、出品される車両は完璧なレストア、チューンを施しているため、最低でも5万ドル(500万円)の価格が付けられているのだとか。今回も1950〜70年代製の名車が多数出品されている。

その中でも目玉商品となっている「ナイト3000」は、パイロット版で使用した「"KITT" FROM KNIGHT RIDER」と「ATTACK MODE KITT」の2車両を出品。「"KITT" FROM KNIGHT RIDER」と比べて、「ATTACK MODE KITT」はリアウィングを搭載しフロントグリルが変更されているのだ。

「ナイト2000」は14万9995ドル(約1780万円)で販売されたけど、「ナイト3000」はどれほどの値段が付くのか興味深い。出品される3月29日には、オークションの模様が全米で放送されるのだ。ちなみに、収益はすべて慈善団体「Salute to Education」に寄付する予定となっている。

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