バーレーン戦の代表選手発表、稲本選手が岡田ジャパン初招集。

2008/03/14 20:58 Written by コジマ

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昨年12月の発足以来、これまで6試合を行ってきたサッカー日本代表の「岡田ジャパン」。2月に開催された東アジア選手権では得点差で惜しくも韓国に優勝を譲ったものの、通算成績は3勝3分けと負けなし。しかし、3月12日発表の国際サッカー連盟(FIFA)世界ランキングでは45ポイントのマイナス評価を受け、36位と順位を1つ落としている。

こうした中で、3月26日に行われるワールドカップ(W杯)南アフリカ大会アジア3次予選第2戦バーレーン戦(アウエー)の代表選手21人が発表された。予選第1戦のタイ戦のメンバーを中心なのだけど、名古屋のFW玉田圭司選手がW杯ドイツ大会以来、1年8カ月ぶりに代表メンバー入りしたほか、海外組では唯一、ドイツのフランクフルトで活躍するMF稲本潤一選手が岡田ジャパンに初招集。稲本選手は昨年12月の合宿にミーティングだけ参加したのだけど、試合への招集は昨年9月のオーストリア遠征以来となるのだ。

一方で、右ひざのケガが回復したFW大久保嘉人選手(神戸)らタイ戦で招集された8選手が外れ、セルティック(スコットランド)のMF中村俊輔選手やルマン(フランス)のMF松井大輔らも選ばれなかった。立て続けに3試合が行われる6月には、海外組に加えて日本国籍取得を表明している川崎FのFWジュニーニョ選手の招集があるかも。

岡田武史監督は「今回の遠征メンバーは、代表チームの大枠のグループとして入っている約35名前後の選手から、対戦相手・現地の気候・グラウンドの状況・選手のコンディションを考慮して21名を選んだ」(日本サッカー協会公式サイトより)とコメント。代表入りした選手たちは一部を除いて、3月17日にアラブ首長国連邦のドバイで合宿し、24日にバーレーン入りする予定となっている。

バーレーン代表はFIFA世界ランキング82位。日本代表にとって格下の相手ではあるのだけど、アウエーで戦ったオマーン代表との第1戦は0-1で勝利し、FIFA世界ランキングも2月から18位も上昇している。アウエーであることからも、決して油断できない試合なのだ。


◎W杯南アフリカ大会アジア3次予選第2戦招集選手
【GK】
川口能活(磐田)、楢崎正剛(名古屋)、川島永嗣(川崎F)
【DF】
中澤佑二(横浜)、駒野友一(磐田)、水本裕貴(G大阪)、安田理大(同)、内田篤人(鹿島)
【MF】
稲本潤一(フランクフルト)、羽生直剛(F東京)、今野泰幸(同)、遠藤保仁(G大阪)、中村憲剛(川崎F)、鈴木啓太(浦和)、阿部勇樹(同)、山瀬功治(横浜)、山岸智(川崎F)
【FW】
高原直泰(浦和)、玉田圭司(名古屋)、巻誠一郎(千葉)、田代有三(鹿島)

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