「浅い眠りのタイミング」を見つけて起こしてくれる腕時計型目覚まし。

2008/03/08 18:18 Written by モノメトロ編集部

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眠い朝、鳴り響く目覚まし時計を止め、起き上がるのは実に辛い。特に睡眠時間が短いときはサイアクだ。ボケボケとした頭の中でこだまする「もう少し寝たい」という欲望の声に負けたら最後。寝坊の末に学校や会社に遅刻して大目玉を食らう……なんて経験は、誰でも思い当たる節があることだろう。でも、たとえ睡眠時間が短くても、不思議なくらい気持ちの良い目覚めのときもある。それは睡眠サイクルが関係する話なのだが、そうした睡眠サイクルを測定し、気持ちよく起きることができるタイミング(=浅い睡眠時)を見つけ、さらには起こしてくれるという腕時計型の目覚まし時計「スリープトラッカー」をご存知だろうか。

「スリープトラッカー」はTIME誌の2005年度最優秀発明品賞を受賞するなど、かねてから注目を浴びてきた目覚まし時計。「ワールド・ビジネス・サテライト」(テレビ東京系)の「トレンドたまご」や、「ザ・ベストハウス」(フジテレビ系)、「みのもんたの朝ズバ!」(TBS系)、「スッキリ!」(日本テレビ系)など、日本でもたびたびメディアで紹介されている。

こうした商品は「本当に効果あるの?」と誰もが疑問に思うもの。メディアの紹介記事は商品の良いところの紹介に終始し、実際の使用感(=本音の部分)までは踏み込んではくれないのが常だ。そこで、ネットで「スリープトラッカー」の体験記などを綴っているブログなどをチェックしてみた。

Googleなどで「スリープトラッカー」を検索すると、ユーザーの使用感が書かれたブログがいくつも出てくるが、全体的に言えることは「すっきりと目覚められている『気がする』」という感想が多いこと。ハッキリと「効果てきめん」と言いきるほどの劇的な驚きはないものの、使わないよりは使ったほうが良いような「気がする」のは間違いないようだ。

また、「腕にはめて寝るのは違和感を感じる」「厚い布団の中に手が入っているとアラームが聞こえないことがある」「きっちりとした時間にアラームが鳴らない(浅い睡眠のタイミングを探して鳴るため)ので、予定よりも早く目が覚めると二度寝の危険性がある」と、使ってみて初めて分かることもそれなりにある模様だ。とはいえ、好意的な感想も多いため、少しでも「良い睡眠」を取りたい、気持ちよく起きたいという人なら試してみる価値はあるのかも。

バリエーションは通常の「スリープトラッカー」(税込み19,425円)と、バイブ機能やパソコンとの連動機能を備えた「スリープトラッカー プロ」(税込み24,480円)の2種類がある。気になる人はぜひチェックを。

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