新入社員はあいさつに注意、先輩1,000人に聞いた「困った新人」。

2008/03/04 19:40 Written by モノメトロ編集部

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寒さが緩み、春の足音が聞こえてくるこの頃。これから始まる社会人としての新生活に、期待と不安を抱いているの人も多いのではないだろうか。それは新入社員を受け入れる先輩たちも同じこと。そんな入社シーズンを前に、日本経済新聞の「NIKKEI プラス1」が社会人の先輩たち1,030人に「困った新人」について尋ねた調査を発表した。1位に選ばれたのは「あいさつがきちんとできない」。「敬語が使えない」も3位となっており、先輩たちは基本的なことができない新人に悩まされているケースが多いようだ。一方、「働きにくい上司」では「言うことや指示がコロコロ変わる」がトップとなっている。

調査は日経新聞が2月中旬、調査会社マクロミルを通じて全国の会社員・公務員(30〜59歳)に、これまで職場で出会った「困らせられたり、腹が立った新人」と「働きにくかったり、愛想を尽かした上司や先輩」について聞いたもの。男女1,030人から回答が寄せられた。

「困った新人」で519票を集めて1位となった「あいさつがきちんとできない」では、「顧客に会わせて紹介しているのにあいさつしない」「ごちそうしても翌日にお礼を言わない」といった意見も。

このほか2位が「メモを取らず、同じ事を何度も聞く」(432票)、3位が「敬語が使えない」(409票)、4位が「雑用を率先してやろうとしない」(300票)、5位が「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない」(297票)となっており、自由回答では「すぐそばにいるのに、頼み事をする時は必ず社内メール」「残業させると翌日、会社に母親が怒鳴り込んできた」といった非常識なエピソードも見られた。

一方、「働きにくい上司・先輩」では、1位の「言うことや指示がコロコロ変わる」のほか、「強い者には弱く、弱い者には強い」「大事な局面で責任逃れ」「感情的で気分屋」「失敗を部下のせいにする」などが上位に入っている。

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