つい先日も、
現在放送中の「墓場鬼太郎」が平均視聴率5.0%を突破したという話題をお伝えしたフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ(noitaminA)」。「ハチミツとクローバー」「働きマン」「のだめカンタービレ」「もやしもん」などの話題作、ヒット作を連発、4月からは累計52万部を売り上げ、「本屋大賞」にもノミネートされた有川浩のヒット小説が原作の「図書館戦争」の放送が決定しているなりよ。世界のアニメファンを熱狂の渦に巻き込んだ「攻殻機動隊 S.A.C.」シリーズのプロダクションI.Gが制作を担当していることもあり、こちらもヒットが期待されるなりね。
そんな「ノイタミナ」で7月から放送される新作が早くも決定したなり。その作品はよしながふみ原作の「西洋骨董洋菓子店」。同作は「大奥」(MELODYに連載中)や「きのう何食べた?」(モーニングに連載中)などで人気を呼んでいるよしながふみの代表作で、1999年から「Wings」(新書館)に連載された作品なりね。2002年度の第26回講談社漫画賞少女部門も受賞。アニメ化は「ノイタミナ」が初めてとなるなりよ。
2001年には、滝沢秀明の主演でドラマ版「アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜」(フジテレビ系月9ドラマ、平均17.7%)が放送されているので、それで同作を知っているという人も多いかもしれないなり。でも、ドラマ版は主人公が異なる、オリジナルキャラクターが登場するといった原作とは別物の要素が多分に盛り込まれており、ファンの評価は真っ二つ。そのため、原作の世界観を忠実に再現できるアニメ版の放送は、ファン待望と言っても過言ではないなりね。
少しばかり過激な表現も許容されている「ノイタミナ」での放送ということで、恐らくはドラマ版では一部カットされていたゲイの描写などもそのまま描かれていくはず。過去のヒット作と同様、「西洋骨董洋菓子店」のアニメ版も大きな話題を呼びそうなり。
ちなみに、現在、「西洋骨董洋菓子店」は韓国で映画化のプロジェクトも進められているなりよ。主人公を演じるのは、大ヒット韓国ドラマ「宮〜Love in Palace」で人気に火が付いたチュ・ジフンが起用されるなど、韓国では期待を寄せられているなりね。日本での公開についてはまだ詳しい情報がないなりが、昨年末時点ではすでに撮影をスタートさせているので、こちらもファンの人はお楽しみに。