ウォール真木は、ハチに刺された経験が何度かあります。一番最初は確か4〜5歳ぐらいの時だったですが、なぜかその当時のワタクシ、昆虫を素手で捕まえるという特技があったらしい……。母曰く、
「飛んでいるヂバチをイキナリつかみ取った」
そうで、そんな「空手キッド」の師匠みたいな華麗な技を披露したにもかかわらず、結果として親指の付け根をガッツリ刺されました(涙)。まあ、ハチにしてみれば突然危害を加えられたんですから、相手がいたいけな幼児だったとしても容赦出来なかったんでしょう。
しかし、その後のウォール真木。どう考えてもこちらからは危害を加えていないのに、ハチからは嫌われる存在と化したのか、刺されまくってます。幼稚園でアゲハチョウを覗き込んでいたら刺されました。庭でボーっと突っ立っていたら後方から肩を刺されました。家でテレビを観ていたら足を刺されました。そして一番最悪なのがある晩、安らかに眠っていたというのに、突如お尻に激痛が走り……。えぇえぇ、刺されていましたとも(涙)。
……だから、なんでそんな場所を狙うんだ、ハチ?
とりあえずいろんなシチュエーションでハチ相手に激痛を経験しているワタクシ。今回見つけた「動物界で最強の痛み」という記事も、思わず過去の記憶が甦って気が遠くなるかと思いました。それこそ、日本に生息するハチなんか目じゃないほど、世界中には恐ろしいほどの痛みを与える昆虫や動物がいるのです。
例えばハチ目科(ハチとアリを含)の中で痛み最強なのが「ネッタイオオアリ」(学名:Paraponera clavata)。別名「Bullet Ant」(弾丸のアリ)です。パナマなどに生息するこのアリは体長が3センチにもなるというふざけたアリなんですが、これに刺されると、まさに銃で撃たれたみたいに激しい痛みが、24時間以上に渡り続くそうです。毒による中毒や炎症がないのが幸いですが、その激痛、想像も出来ませんねぇ(恐)。
また陸上に限らず、海にも「痛みの暴君」が。有名どころにクラゲがおります。「Box Jelly」と呼ばれる種類のクラゲは、3メートルもある細長い足をひらひらさせて泳ぎますが、これ一本にでも触ると、さあ大変。その痛みはショックで気を失い、それが原因で溺死してしまうこともあるそうです。また、「クロコダイルハンター」ことスティーブ・アーウィン氏が刺されて死亡してしまったことでも有名なエイ。毒性はないものの(アーウィン氏は運悪く、心臓を刺されてしまったのが命取りに)、その尻尾にある針は表面が粗いこともあって、これまた激痛を与えるのだとか……。
今回ご紹介した記事には、その他にもガラガラヘビやコブラ、クモにトカゲ……と、自然界の凶暴な動物たちが山ほど登場します。とりあえずウォール真木、これらの動物に遭遇したら即効で逃げることにします。ってか、遭遇しませんように(汗)。