日々、テレビ番組をにぎわせているタレントたちは、そのタイプやキャラクター、番組内における役割もさまざま。それだけに、視聴者からは「好きなタレント」「嫌いなタレント」の色分けがされ、「このタレントが出ているから見る/見ない」という判断基準にもなっているなりよね。そうした「好きな&嫌いなタレント」として名前が挙がるのはどのようなタレントたちなのか、現在発売中の「フライデー」が調査結果を掲載しているなりよ。
調査の対象は、女子高生からF1層(20〜34歳の女性)にあたる16〜34歳の女性。テレビの視聴率やマーケティングの世界では、この層のリアクションは非常に重要な要素として語られることが多いため、この層にウケるかどうかがタレントの芸能生命を左右する……といっても過言ではないなりよ。少なくとも、視聴者の反応に敏感なスポンサーやテレビ局の「タレントを起用する/しない」の判断基準のひとつになることは間違いないなりね。
では、実際に調査の結果がどのようになっているのか、簡単に見ておくことにするなり。
◎嫌いなタレント(フライデー調べ)※数字は「不支持率」
1位 細木数子 51.0%
2位 久本雅美 42.0%
3位 神田うの 40.5%
4位 ルー大柴 40.3%
5位 島田紳助 38.0%
6位 にしおかすみこ 37.0%
7位 出川哲朗 34.8%
8位 江頭2:50 32.0%
9位 明石家さんま 28.7%
10位 青木さやか 27.9%
「嫌いなタレント」で断トツのトップに立ったのは細木数子。この手の調査では常に名前が挙がるタレントであり、かつ細木数子の主要支持層はもう少し上の年代、さらには同性に厳しい言動が目立つため、若い層の不支持率が高いのは不思議ではないなりね。2位には久本雅美がランクイン。「好感度調査」の類では常に上位に名前が挙がる久本雅美なりが、若い女性からはあまり支持されていないなりよ。5位の島田紳助、9位の明石家さんまともども、長年テレビに出続けていることで、視聴者から少し飽きられている可能性もありそうなり。
意外(?)なのは昨年から今年にかけて「旬」を迎えているにしおかすみこの不支持率が高いこと。キワモノ芸人の江頭2:50よりも「嫌い」の票を集めてしまったにしおかすみこの心中は如何に……といった感じなりが、11位以下にも柳原可奈子、だいたひかるなど、女性ピン芸人の名前が挙がっていることから、同性からはあまり好かれないのが女性芸人の宿命なのかもしれないなりね。
◎好きなタレント(フライデー調べ)※数字は「支持率」
1位 小島よしお 48.0%
2位 爆笑問題 39.6%
3位 石塚英彦 39.3%
4位 ダウンタウン 35.4%
5位 オリエンタルラジオ 34.8%
6位 明石家さんま 30.2%
7位 所ジョージ 28.2%
8位 志村けん 26.4%
9位 島田紳助 25.8%
10位 タカアンドトシ 24.0%
「好きなタレント」で断トツのトップに立ったのは小島よしお。世間では「芸がない」「一発屋」などと揶揄され、今年中には「消える」と考えている人も多い小島よしおなりが、現時点では若い女性からは圧倒的な支持を得ているなりね。意外なのは、恐らくはビジュアル的な人気から支持を集めているオリエンタルラジオの名前があるのに、同じく「面白いイケメン」で人気のチュートリアルが20位に甘んじていること。オリエンタルラジオに比べると、まだまだ露出・人気の面で一歩足りていないといったところなりか。
全体的な特徴としては、好き、嫌いともにお笑い芸人が圧倒的な強さを見せていることが挙げられるなり。特に「好き」は1位〜10位までをお笑い芸人が独占。若手からベテランまで、テレビの露出機会が多いことがランキングに影響しているのは否めないなりが、それだけテレビの世界にお笑い芸人が欠かせない存在であることが分かるなりよね。
皆さんは「好きな&嫌いなタレント」、どんな人がいるなりか?