和食、洋食、中華を問わず、幅広い料理で使われるジャガイモはまさに「野菜界の万能選手」。カレーに味噌汁、コロッケ、肉じゃが、おでんにグラタンなどなど、間違いなく家庭で使われる頻度の高い食材のひとつだが、料理の苦手な人からは、ゴツゴツ、凸凹としたジャガイモの皮むきが「イヤだ」「面倒くさい」との声もよく耳にする。そうした人にピッタリな調理グッズ「ポテトグローブ」が話題を呼んでいる。
「ポテトグローブ」は塩化ビニール製の手袋に小さなイボイボが付いた調理道具。手袋をはめてジャガイモをこすっていくと、簡単に皮がむけてしまうスグレモノだ。また、表面の皮だけをこそぎとるようなむき方のため、包丁やピーラーよりも薄く、きれいに皮をむくことができる。
皮をむけるのはジャガイモだけでなく、ニンジンや里芋、ゴボウ、とうもろこしのひげ取りなどにも使用可能。特にシチューや煮物系の料理のときには大活躍してくれそうだ。サイズはフリーサイズ(全長27センチ)で、価格は1,575円。家庭用品や調理用品を扱うネット通販サイトなどで販売している。
この「ポテトグローブ」と同じようなコンセプトの商品は以前から存在しているが、1月16日に発売された雑誌「BEGIN 3月号」(世界文化社)や、1月30日に放送された「はなまるマーケット」(TBS系)の「水野真紀の『はなまるブームラボ!』」で紹介され、ジワジワと話題になる機会が増えてきた。料理が苦手な人はもちろん、少しでも下ごしらえの時間を省略したい人、まだ刃物を扱うには早い子どもと一緒に料理をしたい人などにとっても「使える」調理道具と言えそうだ。