ウォール真木は、自宅にいると仕事や勉強がはかどらないタイプの人間。逆に、人ごみの中にいても周囲の音が全く気にならないので、もっぱら作業するのは外出先です。スターバックスといったカフェや、書店のラウンジなどを利用しています。米国のこういった場所は、長居をしても全然いやな顔をされないし、WiFi設備(有料だったり、無料だったり)の所も多くて本当に重宝しているのです。
さて、そんなウォール真木の愛してやまないスターバックス。なんと全米で一斉に数時間閉店してしまう日がやってくるのだとか。問題の日は2月26日、午後5時30分から8時30分までの予定で、同社の直営店7,100店が全てクローズとなってしまうのです。
なんでまたそんなことをするのかというと、全米で一斉に従業員の再教育セミナーを開くからだとか。同業他社からのプレッシャーが近年ますます強くなる中、バリスタ(実際に飲み物を作ってくれる人)やその他の店員にカスタマー・ケアの低下が現れ始めたそうです。例えば、ベジタリアンのカスタマーから寄せられたコメントとして、牛乳を暖めた後の器具をキチンと洗浄せず、またそのまま豆乳を使用していた……、といった苦情もあったとか。
こうしたカスタマーからのクレーム増加を深刻にとらえた同社。やるなら徹底的に直営店の全店舗で最教育セミナーをやってしまおう! ということだったらしいです。もちろん話題作りの目的もあるんでしょうが(笑)。
まあ「カスタマーには、もっと心地よい体験をスターバックスでしてもらいたい」、そういう意気込みの表れということで評価出来るのではないでしょか……。セミナー後は、セントルイスのカフェでも本当に変化があるかどうか、今から楽しみにしておきましょう。
ただしその閉店時間の間、ウォール真木はどこに行けばいいんですか〜っ!