「ドラゴンボールZ」や「聖闘士星矢」のテーマ曲をはじめ、心に残るアニソンを歌い続ける「アニソン界のプリンス」こと影山ヒロノブ。その人気は国内だけにとどまらず、ヨーロッパや南米、アジアのファンから支持を得て、海外のイベントにも頻繁に招待されるほどなりよ。「アニソン界の重鎮」にして、「アニメ界の至宝」と呼ぶファンもいるほど、日本のアニメの発展と、いわゆるジャパニメーションの普及に寄与してきた歌手なりよね。
その影山ヒロノブが現在精力的に取り組んでいるのがJAM Projectというグループ。影山ヒロノブをリーダーに、アニメ「ポケットモンスター」シリーズや「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」などで知られる声優の松本梨香、「スレイヤーズ」や「遊戯王デュエルモンスターズ」などのテーマ曲で知られる歌手の奥井雅美などで構成された6人組なりね。このJAM Projectは結成8周年を迎えた今年、初のワールドツアーを敢行することも決定。世界中のアニメファンおよびアニソンファンから熱視線を送られているなりよ。
そんな影山ヒロノブが、突如JAM Projectの公式ページ内で謝罪文を発表したなり。謝罪文によれば「名古屋の帰りの新幹線で同じ車両に乗り合わせた一般の方がブログで俺達がめちゃめちゃ騒がしくて大迷惑だったと超怒りのコメントを載せられたらしい」と、新幹線の車内で大騒ぎしたことに対して苦情が出たようで、それに対して謝罪と反省の意を述べているなりね。
謝罪文の内容は言い訳をするわけでもなく、「恥ずかしながら、これはほんまに全部事実。そこに書かれてるとおり、車内で打ち上げさながら、酒を飲んで、騒いでしまった」とすべてを認め、「今から思えば、同じ車両に居た人達にはさぞや迷惑な集団だったこと間違い無しです」「あの日、同じ車両に乗り合わせてしまった方々 貴重な休息時間を妨害してしまい、すみませんでした」と平謝りなりよ。
新幹線だけでなく、電車をはじめとする公共交通機関では周囲を気遣ってそれなりに静かに過ごすのは最低限のマナー。今年47歳を迎え、社会的な地位もある影山ヒロノブがこうした社会の常識を逸脱した行動を「良し」としていたのは悲しくもあるなり。
余談なりが、以前TBS系の「ズバリ言うわよ!」に格闘家の高田延彦が出演した際に、やはり新幹線で大宴会をしていたことを告白。細木数子に「本当に迷惑」「ふざけろ!降りろ!と言いたい」と叱られていたなりが、こうした芸能人の「KY」な態度は、非常に残念な話なりよね。ファンを失望させないためにも、二度と同じ轍を踏まないようにして欲しいものなり。