ハイジという名前を聞くと、まず思い浮かべるのは「アルプスの少女」なんですが、ハリウッドで有名なハイジといえばハイジ・フライス。米映画業界の著名人(有名俳優含む)をクライアントに持っていた彼女、そのお仕事は何を隠そう、高級娼婦の斡旋でございました。
その彼女が逮捕された時(容疑は脱税)、その顧客リストが書かれていたという彼女の手帳の中身が、裁判を通して公開されるのかどうか、注目を集めていたのを今でも覚えています。結局はフライスと彼女の父親が罰せられるだけで、クライアントは名前を公表もされずじまいだったんですが……。危うくとんだ恥をかくところだった芸能人、そうとうの数がいたそうです。
ちなみに、噂によるとチャーリー・シーンや、ケヴィン・コスナーなんかが、クライアントして名を連ねていたとか、いなかったとか(汗)。
フライスは服役後、俳優のトム・サイズモアと婚約したり(後に彼の家庭内暴力事件をきっかけに破局)、雑誌のコラムを執筆したり……をしたりと、まあ華やかではないものの、つつましい芸能界とのつながりをキープしていました。そしてなぜか昨年、ネバダ州でコインランドリーを経営し始めたりも(汗)。本当は同州で売春宿(しかも女性客用)をオープンするのが目標なんだそうですけど……。それにしても、ネバダ州はアメリカでも唯一、売春が合法なんだって今始めて知りましたよ(笑)。とはいえ、特定の郡でしかその「商売」が出来ないように規制されており、カジノで有名なラスベガスでは違法となっているそうです。
しかし女性客用の売春宿かぁ……(思わず考え込む)。
えーっと、話を元に戻しまして、フライス。以前はゴシップ誌で大きく報じられたこともある彼女ですが、最近はさすがにご無沙汰でした。とこらが今回「違法薬物所持」と「薬物またはアルコール影響下における運転」の容疑で逮捕されたと報道されたのです。ありゃあ、やっちゃった(汗)。同乗者の男性も、マリファナ所持で一緒に捕まったそう。
いまさら有名人の飲酒運転やドラッグの問題など、珍しくもないハリウッドではりますが、逮捕されることで「忘れられていた」セレブ(フライスの場合、こう呼ぶのも正解ではないかも……)が、また話題になったという今回のニュース。ある意味これも宣伝効果があるのかなぁ? とちょっとひねくれた考え方をしてしまうのでした。