泉谷しげるが「女プロデューサー」に激怒、ドキュメンタリー中止に。

2008/01/31 11:28 Written by コ○助

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その強面の顔立ちとぶっきらぼうな語り口、ドラマなどで見せる「昔気質なオヤジ」の役柄などから、どうしても「怖い」イメージが強い泉谷しげる。確かに多少は気性の荒い面も見られるようなりが、バラエティ番組などでチラリと見せる表情や言動は柔和で優しく、本当は「心優しいオジサン」だと専らの評判なりよ。そうした泉谷しげるを歌手や役者としてだけではなく、人間的に好むファンは少なくないなりね。でも、そんな泉谷しげるを本気で怒らせるような出来事が起きてしまったなりよ。

泉谷しげるの公式ホームページに掲載された本人からのメッセージによると、この一件は泉谷しげるを追ったドキュメンタリー企画の打ち合わせ段階での出来事。泉谷しげるは今年60歳ということもあり、10月に60曲を歌う大きなライブを予定しているなりが、準備段階から本番まで、そこに至る10か月の過程を追うドキュメンタリーの企画が進行していたなりね。

この企画を担当していたのは「女プロデューサー」(原文ママ)。でも、泉谷しげるは昨年の暮れに行われた打ち合わせの時からあまり良くは思っていなかったというなり。なんでも、泉谷しげるがどれだけ本気で60曲ライブに挑もうとしているのか、そして男とは、音楽とはといったことを熱く語ったところ、その「女プロデューサー」は「男の人って大変なのね」と言い放ち、そこでカチンと来てしまったのだとか。年齢的にはずっと上であろう泉谷しげるが熱く語ったあとの返答ということだけ考えても、この一言はちょっと無礼な印象は受けるなりよね。

ただ、「心優しいオジサン」の泉谷しげるはここでキレたわけではなく、グッとこらえて企画を進めることに。そして「女プロデューサー」が薦める「女ディレクター」(原文ママ)と対面し、前回に引き続き「働く男たる者の心境」を熱く語ったところ、今度はその「女ディレクター」が笑いながら「男の人ってホント大変なのねー」と言い放ったため、泉谷しげるはさすがに「こっりゃダメか〜と思った」。

でもそこも我慢した「心優しいオジサン」の泉谷しげるは、制作側の「作曲しているところを撮りたい」との申し出を受け、事務所に泊まり込んで楽曲制作に入ることに。ところが、制作側からオファーしたにも関わらず、「まだ機材もスタッフも集まってないから待ってくれ」と言われ、あまりの準備不足にまずマネージャーがキレ、続けて泉谷しげるもガッカリした後に「ヤメちまえ!!」と激怒した……というのが事の顛末なりよ。

この泉谷しげるの怒りが込められた文章を目にした人の反応は、一様に「泉谷しげるは悪くない」「よく我慢してたと思う」と泉谷しげるを擁護するものばかり。もちろん、これは泉谷しげるの主観的な文章なので「女プロデューサー」や「女ディレクター」にも言い分はあると思うなりが、綴られた内容が事実と相違ないのであれば、常識的に考えても怒るのはムリもないなりよね。

また、泉谷しげるは「思い返せば彼女らに、どうしても撮りたい的“熱意”らしさを感じなかったな」とも綴っていることから、「作り手が取材対象に興味を持っていないドキュメンタリーなど見る価値もない」とバッサリかつ最もな意見も。純粋に泉谷しげるのドキュメンタリーを見てみたかったというファンにとっては、企画が中止になってしまったこと自体は残念かもしれないなりが、そこで流されずにスパッと止めるあたりが泉谷しげるらしさが出ているとも言えるなりよ。少なくとも、ネットでは泉谷しげるの株が上がったエピソードだったなり。

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