パ・リーグの観戦はネットで、全球団の試合を「Yahoo!動画」で配信。

2008/01/24 22:09 Written by コジマ

このエントリーをはてなブックマークに追加


ダルビッシュ・有投手(日本ハム)、田中将大投手(楽天)など甲子園を沸かしたスター選手たちが活躍し、注目度がさらに高まっているパ・リーグ。今季は中田翔外野手(日本ハム)、多田野数人投手(同)、唐川侑己投手(ロッテ)、大場翔太投手(ソフトバンク)、長谷部康平投手(楽天)など、話題の選手たちが入団していることから、その活躍を見たい人も多いのではないだろうか。

しかし、パ・リーグの試合は地上波で放送される機会が少なく、CS放送などに加入しない限りなかなか見られなかったのだ。そうした中でありがたかったのが、ネット配信。2006年には日本ハム、ロッテ、ソフトバンク、楽天が無料ネット中継を行っていたのだけど、ソフトバンクの子会社であるG.T.エンターテイメント(GET)がパ・リーグ6球団から今季のインターネット配信権を取得し、「Yahoo!動画」で全球団の主催試合を配信することになった。

GETが配信権を取得したのは、オープン戦28試合、公式戦360試合、セ・パ交流戦72試合、クライマックスシリーズ5〜8試合で、一部地方試合は除かれる。外部組織が複数球団の放映権を管理するのは初の試みなのだとか。いろいろと動きづらいセ・リーグに対し、フットワークの軽さを感じさせるのだ。パソコンだけでなく、携帯電話向けのサービスも予定しているけど、料金面などの詳しいことは発表されていない。

GTEは、他社との契約が残っている日本ハムを除くパ・リーグ5球団のCS、ケーブルテレビなどの08、09年独占放映権も取得。放映権を包括的に管理することによって、質の高い放送が期待できそう。

また、パ・リーグ6球団が共同出資しているパシフィックリーグマーケティングが、各球団の公式サイトと公式携帯サイトを一括管理することになった。パ・リーグが一丸となって、さまざまなことに取り組んでいこうとしていることが分かるのだ。セ・リーグも各球団が連携して、より楽しいプロ野球を作っていってほしいなあ。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.