「脳トレ」関連ソフトと並び、ニンテンドーDSが大ブレイクするきっかけになったと言われるソフトに、「ニンテンドッグス」(任天堂)がある。愛らしい子犬たちをニンテンドーDSで「飼う」ことに世界中の犬好きが熱狂。日本では170万本、全世界では1,360万本も売れるほどのヒットを記録した。このヒットを目の当たりにした猫好きの間からは「ニンテンドッグスの猫版が欲しい」という要望が多く出されたものの、現在まで任天堂からは猫版は発売されておらず、また、現時点では今後の発売予定もアナウンスされていない。
そうした中、猫好きのニンテンドーDSユーザーの期待を一身に背負っているのが、セガが昨年9月に発表した「夢ねこDS」だ。基本的なコンセプトは「ニンテンドッグス」とほぼ同じ「猫をニンテンドーDSで飼う」。飼える猫はアメリカンショートヘアー、シャム、ロシアンブルー、三毛猫、雑種など、たくさんの種類から選択することができる(数は未定)。同様のコンセプトを掲げたソフトはこれまでいくつかのメーカーから登場しているが、「夢ねこDS」は絵のクオリティが高く、「より感情移入がしやすそう」と期待を寄せている猫好きは多い。
この「夢ねこDS」、発売日がまだ確定していなかったのだが、正式に4月24日に発売されることが決定。また、映画「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」で話題を呼んだ手嶌葵の書き下ろし新曲「恋するしっぽ。」をプロモーション楽曲に起用し、テレビCMなどを展開していく予定だ。
なお、18日から「夢ねこDS」に関する情報を伝えていくブログ「ねこといっしょにユメミルまいにち」もオープン。あと3か月、発売まで待ちきれない人は随時チェックしておこう。