レッドソックス・松坂投手の日本登板確定? 監督がHPで示唆。

2008/01/18 20:52 Written by コジマ

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オークランド・アスレチックスとの開幕シリーズ2戦を、3月25、26日に東京ドームで行う予定のボストン・レッドソックス。チケットの先行受け付けを1月18日に始めることが発表され(一般販売は2月9日から)、いよいよ実感がわいてきた。両軍が阪神、巨人と対戦するオープン戦(3月22、23日)も楽しみなのだ。

ここで注目されるのが、オープン戦と開幕シリーズでどの投手が登板するかということ。中継ぎの岡島秀樹投手は全試合で登板機会がありそうだけど、松坂大輔投手は先発3番手になると、開幕シリーズに登板しないことになる。日本のファンとしては、ぜひとも2人の勇姿を生で見たいところなのだ。

こうした中で、レッドソックスのテリー・フランコナ監督が自軍の公式サイトのインタビューに対し、「日本での開幕シリーズにチームトップ2投手を先発させる」と発表。投手の名前を明言しなかったものの、直後に「ダイスケの妻は赤ちゃんを宿しているので、故郷のファンの前で投げられない可能性もある」と語った。つまり、開幕シリーズに松坂投手が先発することを示唆したのだ。

また同監督は、阪神、巨人とのオープン戦2試合はローテーションの最終調整のために使うとし、「4、5番手または3、4番手、もしくはその全先発投手を登板させる」と語っている。いずれにせよ、日本での4試合でレッドソックスの先発投手はすべて見られそう。

このことから、公式サイトは今季のローテーションを、(1)ジョシュ・ベケット投手、(2)松坂投手、(3)カート・シリング投手、(4)ティム・ウェイクフィールド投手とし、5番手はジョン・レスター投手とクレイ・バックホルツ投手が争うのではないかと予想しているのだ。

しかし、松坂投手は3月に予定されている第2子の出産を米国で行うことを希望しており、球団側も松坂投手に判断をゆだねるとしている。もし出産がチームの来日期間に重なれば、フランコナ監督が指摘しているように日本での凱旋登板ができない可能性もあるのだ。

2月中旬に父・諭さんの出身地である北海道稚内市に記念館をオープンすることも発表されたし、ぜひとも日本で勇姿を見せてほしいけど、プライベートとはいえ出産は重要なこと。あとは日程がズレてくれることを祈るのみなのだ。ちなみに、フランコナ監督は日本での開幕シリーズ後に米国に戻って行われるロサンゼルス・ドジャースとのオープン戦3試合に3、4、5番手投手を先発させ、アスレチックスとの米開幕シリーズには1、2番手投手を登板させるとしている。

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