フェラーリ60周年記念自転車登場、世界限定60台で価格は189万円。

2008/01/15 08:55 Written by モノメトロ編集部

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1947年の設立以来、モーターファンを魅了し続けているフェラーリ。憧れの的である跳ね馬のエンブレムをあしらった関連商品も多数登場しており、1月24日にはF1チームとのコラボレーション・ノートパソコン「Ferrari 1005」が発売される。そのコラボ商品の中でも注目度が高いのが、イタリアの自転車メーカー、コルナゴと共同開発している自転車。これまで5モデルが発売されてきたが、フェラーリ創業60周年を記念した限定モデル「COLNAGO for FERRARI 60th Anniversary」が日本でも販売が始まった。今回は「Lightweight wheel」と「Racing Zero wheel」の2モデルで、価格はそれぞれ189万円、141万7,500円(ともに税込み)。世界で各60台の限定販売だ。

「ツール・ド・フランス」をはじめとした欧州のロードレースで、その実力が証明されているコルナゴ。創業者のエルネスト・コルナゴ氏は、1980年代にフェラーリの創業者である故エンツォ・フェラーリ氏のアドバイスを受けて、F1で使用していたカーボン素材を自転車に流用し、ロードバイク界に革命をもたらす「C35」を開発した。

その後、01年に初代コラボモデルであるロードバイク「CF1」とMTBタイプの「CF2」を限定販売。03年にはモデナイエローのカラーリングのロードバイク「CF3」、06年にはロードタイプの「CF4」とフラットバーハンドルの「CF5」を発表している。

今回発売された「COLNAGO for FERRARI 60th Anniversary」は、フェラーリとのコラボレーション20年とともに、フェラーリ創業60周年を記念したもの。ともにロードタイプで、コルナゴがこれまで培った技術のすべてをつぎ込んだ至高のバイクとなった。

「Lightweight wheel」は、ドイツ製カーボンホイール「Lightweight normal」を標準装備。リム、ハブ、スポークに至るまですべてカーボン製で、軽さ、剛性、空気抵抗などすべての面において最高の自転車に仕上げられている。

一方、「Racing Zero wheel」はイタリア・フルクラム社製のアルミ製ホイール「Racing Zero」を標準装備。このホイールはアルミ製のものとしては世界最高峰の性能を誇り、真紅のリム、スポークはフェラーリ・モデルにぴったりだ。

ともに100万円を大きく上回る同シリーズ最高価格となったが、世界に60台ずつしかない超高機能の自転車であることを考えれば納得できるのではないだろうか。

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