1991年にスーパーファミコン向けに発売され、累計144万本を売り上げたスクウェア・エニックス(当時のスクウェア)の「ファイナルファンタジーIV」。1997年のプレイステーション向け、2005年のゲームボーイアドバンス向けをはじめ、これまで3つのハードに移植されてきたなりが、昨年12月20日にはニンテンドーDS向けにリメイク版が発売されたなりね。
エンターブレインの調査によると、ニンテンドーDS版は12月30日時点で44万7087本を売り上げるヒットを記録しているなりよ。
そんな「ファイナルファンタジーIV」に重大な不具合発生、スクウェア・エニックスが謝罪をする事態が起きているなり。スクウェア・エニックスの発表によると、不具合は2つ確認されており、ともにゲームの進行が困難となる深刻な不具合なりよ。
一つ目の不具合は「特定条件下(※公式ホームページの情報参照)でエンディングを迎えると、本来キャラクター操作ができないシーンにおいて、キャラクター操作が可能となり、画面停止してしまう」というもの。二つ目の不具合は「特定条件下(※同)でニューゲームを始めると、ゲームの進行上に不可欠な『飛行艇』が表示されなくなってしまう」というもの。
いずれもこの不具合が発生したあとにセーブをしてしまうとゲームのプレイが困難になってしまうため、もしセーブをしてしまった場合には、スクウェア・エニックスのインフォメーションセンターまで問い合わせるよう呼びかけているなりね。なお、細かい条件や回避方法については「ファイナルファンタジーIV」の公式ホームページで公開されているのでそちらを参照くださいませ。
特定条件下で発生する不具合とはいえ、ユーザーが自分では解決できないような不具合が起きてしまうのは、チェックが足りなかったメーカー側の完全なミス。どの程度のユーザーがこの不具合に直面するか、まだ実数はわからないなりが、人気シリーズの作品、そして予め相当数の売上げが見込まれていたソフトだけに、より入念なチェックが必要だったのは確かなり。これから「ファイナルファンタジーIV」の購入を検討している人はご注意を。