ネット投票でエンタメ作品選ぶ「ピープルズ・チョイス賞」決まる。

2008/01/12 13:35 Written by モノメトロ編集部

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インターネット投票によってエンターテイメントを表彰する米ピープルズ・チョイス賞。34回目となる今年は、長期化している米脚本家組合のストライキによって授賞式は中止、事前に収録された番組が放送された。その中で、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」が映画賞と3作目映画賞を受賞。主演のジョニー・デップとキーラ・ナイトレイも映画男優賞、アクション女優賞にそれぞれ輝き、同作品が4部門を制した。

ピープルズ・チョイス賞は大衆が直接選ぶため、俳優や製作者にとってある意味「最もうれしい賞」といわれている。今年は脚本家組合のストに全米俳優組合が全面協力することを約束したため、俳優にも授賞式に参加しないよう通達。どんな大物でも参加すれば組合を追放するという、厳しい態度で臨んでいた。結局、授賞式は中止となり、録画による番組でレッドカーペットなしの表彰を行った。

昨年は個人で3部門を受賞したジョニー・デップだが、今回は映画男優賞のみの受賞。アクション男優賞はマット・デイモンに譲っている。そのマット・デイモンが主演した「ボーン・アルティメイタム」は、アクション映画賞を受賞した。

そのほか、映画主要部門はドラマ映画賞を「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」、ファミリー映画賞を「シュレック3」、映画女優賞をリース・ウィザースプーン、主演男優賞をホアキン・フェニックス、主演女優賞をドリュー・バリモア、スクリーン・マッチアップ賞を「オーシャンズ13」のジョージ・クルーニー&ブラッド・ピットが受賞している。

一方、テレビドラマ部門は、「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」のパトリック・デンプシーとキャサリン・ハイグルがテレビ男優賞、女優賞をそれぞれ受賞。お気に入りドラマ賞には「Dr. House」が選ばれている。

[第34回ピープルズ・チョイス賞 主な受賞者]
映画男優賞 ジョニー・デップ
映画女優賞 リース・ウィザースプーン
主演男優賞 ホアキン・フェニックス
主演女優賞 ドリュー・バリモア
アクション男優賞 マット・デイモン
アクション女優賞 キーラ・ナイトレイ
スクリーン・マッチアップ賞 ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピット(「オーシャンズ13」)
映画賞 「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」
ドラマ映画賞 「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」
アクション映画賞 「ボーン・アルティメイタム」
コメディー映画賞 「Knocked Up」
ファミリー映画賞 「シュレック3」
3作目映画賞 「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」

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