ヤクルトの藤井秀悟投手が日本ハムへ、高田繁監督のパイプ活かす。

2008/01/10 14:40 Written by コ○助

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日本ハムの金村暁投手と阪神の中村泰広投手、阪神の浜中治外野手とオリックスの平野恵一内野手、横浜の古木克明外野手とオリックスの大西宏明外野手など、今オフはレギュラー&エース級の選手のトレードが相次いでいるなりが、今度はヤクルトの藤井秀悟投手が日本ハムに移籍すると、サンケイスポーツが報じているなりよ。昨年まで日本ハムのGMを務め、今季からヤクルトの指揮を執る高田繁監督のパイプを活かしたトレード第一弾だというなり。

サンケイスポーツによると、野手不足が深刻なヤクルトと、左腕が欲しい日本ハムとの思惑が一致、ヤクルトからは藤井投手、日本ハムからは若手の川島慶三外野手が放出される模様なり。現在は交渉が大詰めを迎えており、1対1ではなく、複数対複数の大型トレードも視野に入れているというなりよ。藤井投手の実績や年俸からすると、川島選手ではやや釣り合わないのは確かなので、複数トレードに発展する可能性は十分ありそうなりね。

藤井投手は高校時代から「怪腕」と呼ばれ、その素質が高く評価されてきた選手。早稲田大学時代にはエースとして活躍し、通算24勝を挙げているなりよ。ヤクルトには1999年のドラフト2位で入団、2年目の2001年には14勝を挙げてセ・リーグ最多勝のタイトルを獲得して、チームの優勝に大きく貢献したなり。その後、左ひじ靭帯断裂の大けがを負ってからは厳しいシーズンが続いていたなりが、2005年には再び10勝を挙げる活躍を見せ、「エース復活」を印象付けたなりね。ただ、近年は全盛期と言える2001年のピッチングにはほど遠く、2006年、2007年はともに7勝を挙げているものの、防御率は2006年が4.41、2007年が5.05と、不安定な内容が続いているなり。

一方の川島選手は2005年のドラフト3巡目で日本ハムに入団。九州国際大学在学時には九州六大学リーグで2度の首位打者と本塁打王に輝いた実績を持つ、長距離も打てる俊足巧打が魅力の野手なりよ。でも、なかなか素質を開花できず、これまで2シーズンの通算成績は34試合に出場、打率.196、0本塁打、2打点、3盗塁とプロの壁を乗り越えられずにいるなりね。

このトレードは高田監督の肝煎りで交渉が行われているようなりが、ヤクルトは昨季16勝を挙げたセス・グライシンガー投手が巨人に、9勝を挙げた石井一久投手が西武に移籍しており、さらに7勝を挙げた藤井投手を放出してしまって大丈夫なのかと、不安なところではあるなり。どのようなトレードになるのか、正式発表を待ちたいなりね。

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