東京・新宿の伊勢丹で、毎年1回、1月末に開催されている大規模なチョコレートイベント「サロン・デュ・ショコラ」。1995年からフランス・パリで毎年開催されている世界最大のチョコレートの祭典の雰囲気を、そのまま日本に持ち込んだイベントだ。そんな「サロン・デュ・ショコラ」が来年1月にも開催される運びとなり、概要が徐々に明らかになってきた。

来年1月23日から28日まで開催される「サロン・デュ・ショコラ」には、13か国から約55ブランドが参加する。第6回の超目玉は、パリで「天才ショコラティエ」と呼ばれている「パトリック･ロジェ」の出店＆来日。「パトリック･ロジェ」は「チョコレートは茶系の色合い」という常識を大きく覆し、鮮やかな色彩を施していることでも知られている。斬新な提案をし続ける「パトリック･ロジェ」に刺激を受けるショコラティエやパティシエは数多い。

ほかにも、世界的なコンテストで素晴らしい結果を残している和泉光一氏の「サロン・ド・テ・スリジェ」、昨年パリで開催された「シャルル・プルースト杯」で準優勝の実績を持つ、浅見欣則氏が活躍する「パティスリーキュブレー」なども参戦。著名なブランドでは「ジャン＝ポール・エヴァン」や「オリオール・バラゲ」「テオブロマ」「サダハル・アオキ」なども参戦する予定だ。

会場ではショコラティエやパティシエによるセミナーおよびデモンストレーションも開催される。まさにチョコレートの祭典となる6日間。スイーツ好きなら決して見逃すことのできないイベントだ。