実写映画版「ドラゴンボールZ」、亀仙人役はチョウ・ユンファに決定。

2007/12/19 22:51 Written by コジマ

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来年8月の全米公開に向け、だんだんと全容が明らかにされている実写映画版「ドラゴンボールZ」。12月15日には、Narinari.comでもお伝えしたようにピラフ一味の紅一点、マイ役に田村英里子が決定。本人もブログで撮影に参加する喜びを伝えているのだけど、その文面から、ワイヤーアクションを使うこと、オーディションを受けて役をつかんだことなどが読み取れるのだ。

また、孫悟空、ピッコロ大魔王、チチ、ヤムチャという主要キャラクターの配役が次々と発表され、これまでアナウンスされたキャストの中で最も大物となるエミー・ロッサム(「オペラ座の怪人」など)の出演も決定している。そして12月19日、重要なキャラクターである亀仙人(武天老師)役に、またもや大物俳優が決まったことを米芸能誌ハリウッド・リポーターが伝えているのだ。

英語版ではマスター・ロシと呼ばれている亀仙人役を務めるのは、アジア映画界の超大物俳優、チョウ・ユンファ。1998年の「リプレイスメント・キラー」からハリウッド作品への出演が続いていたけれど、「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」の海賊役の次が亀仙人役とは、少々驚いたのだ。個人的には、「キル・ビル Vol.2」で中国拳法の達人、パイ・メイ役を演じたゴードン・リューが適任かなと思っていたのだけど、武術の達人でありながら無類の女性好きである亀仙人を、幅広い演技で称賛されているチョウ・ユンファがどのように演じるのか、なかなか興味深いのだ。

さらに映画情報サイト「El Universal」では、ルイス・アリエタ、ラファエル・バルデス、ジュリアン・セジウィックといった脇役の決定も伝えている。ジュリアン・セジウィックは悟空が通うユニテック高校の教師役なのだとか。メキシコにある工科大学のキャンパスを使った撮影も順調に進んでいるようで、映画情報サイト「HoyCinema」のブログには、オレンジ色の長袖Tシャツを着た悟空役のジャスティン・チャットウィンの姿などが掲載されているのだ。

いよいよ公開が現実的になってきた実写映画版「ドラゴンボールZ」。配役や設定にさまざまなところで賛否が渦巻いているけれど、とりあえずは完成を待ちたいのだ。


☆実写映画版「ドラゴンボールZ」スタッフ&キャスト(12月19日現在)

【スタッフ】
監督: ジェームズ・ウォン
プロデューサー: チャウ・シンチー
特殊効果: アリエル・ショー

【キャスト】
孫悟空: ジャスティン・チャットウィン
ピッコロ大魔王: ジェームズ・マースターズ
チチ: ジェイミー・チャン
ヤムチャ: パク・チュニョン
亀仙人: チョウ・ユンファ
エミー・ロッサム(配役未定)
ほか

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