朝青龍と白鵬、相撲界のツートップが「阪神ジャンパー愛用」の珍事。

2007/12/16 06:28 Written by コ○助

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プロ野球界で一、二を争う人気球団だけに、著名人と呼ばれる人たちの間にもファンが多い阪神。一般の阪神ファンの中には、そうした著名人が阪神ファンであることを公言しているのを見かけると、何割増しかでひいきにしてしまうという人も少なくないなりが、いま、相撲界での力士の「珍事」が話題となり、「ひいきしてしまいそう」との声がチラホラと出始めているなりよ。その力士は朝青龍と白鵬の2人。なんと「横綱ツートップ」が揃いも揃って阪神のジャンパーを愛用しているというなりね。

ともに野球とは無縁のモンゴルで生まれ育った朝青龍と白鵬が、日本のプロ野球、しかも揃って阪神のジャンパーを着ているのはちょっと不思議な光景。「着ているらしい」という噂レベルの話ではなく、地方遠征のときなど、宿舎から稽古場への移動中などに着用している姿が目撃されているほか、朝青龍は稽古を終えて帰宅するところ撮られた写真がスポーツ紙に掲載されたり、テレビのニュース番組で放送されたこともあるなりよ。また、力士の体格に合わせたジャンパーは市販されておらず、「特注品」に違いないことから、入手経路を含めて話題を呼んでいるなりね。

なぜ、阪神のジャンパーなのか。白鵬の場合は、入門当時から指導を受けている熊ケ谷親方が阪神の黒田正宏編成部長と懇意にしている縁でジャンパーを贈られたことが明らかになっており(サンケイスポーツより)、白鵬自身が阪神ファンであるかどうかは定かではないものの、身につけている理由はハッキリとしているなりよ。

一方の朝青龍の場合は確たる情報はない状況。そのため、ネットの掲示板などでは「実は彼も、阪神ファンなのかなあ?」「Gとかのジャケット着てるより嬉しい」「嫌われキャラの朝青龍に着て欲しくない」などなど、ささやかな「議論」が起きているなりね。服装ひとつで「議論」されてしまうとは、朝青龍が少し気の毒ではあるなりが……。

でも、実は。朝青龍は以前から何度か「阪神ファン」であることを公言しているようなりよ。阪神に関する情報をまとめているファンサイト「阪神タイガース is No.1」にある「トラキチ有名人」コーナーによると、2002年7月25日、「ニュースステーション」(当時)に出演した朝青龍が「阪神が勝ちましたねと言われて喜んでいた」「『阪神ファンです』と公言していた」そう。また、Q&Aサイトにある「朝青龍は阪神ファンなのですか?」といった問いかけにも、同じようなコメントが寄せられているのを目にすることができるなり。

ちなみに、大関の魁皇や栃東(今年引退)、元横綱の千代の富士や武蔵丸、元大関の出島や武双山、元関脇の貴闘力や寺尾なども阪神ファンだと言われているなり。子どもの頃から阪神ファンというパターンと、後援会の関係者経由で阪神の選手や首脳陣と交流を持ったのがきっかけでファンに……というパターンに大別されるようなりよ。それにしても、こうして並べてみると、相撲界にも阪神ファンは多いなりねぇ。

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