つけ麺の元祖「東池袋大勝軒」、ファンの声に応え年明けから再開。

2007/12/12 16:57 Written by コ○助

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ラーメンに比べるとまだ歴史は浅いものの、確たるポジションを築いているつけ麺。その愛好者は多く、年々専門店は増え続け、日本のラーメン文化を豊かにするのに一役買っているのは間違いないなりよね。そんなつけ麺の元祖といえば、なんといっても「つけ麺界」、そして「ラーメン界」のカリスマとも言われる山岸一雄氏の「東池袋大勝軒」。1950年代にまかない用に山岸氏が考案したスタイルがつけ麺の原点で、1961年の「東池袋大勝軒」開店以降は同店の看板メニューとして、多くのファンに愛されてきたなりよ。

でも、山岸氏の高齢(73歳)と、周辺の再開発計画を理由に、今年3月20日をもって「東池袋大勝軒」は45年の歴史に幕を閉じたなり。「日本一行列のできるラーメン店」とも言われた「東池袋大勝軒」だけに反響は大きく、多くのメディアが閉店の話題を取り上げていたのは記憶に新しいところ。ラーメンブログ界隈からも、「大勝軒」の味をこよなく愛するファンの悲しみの声が多数聞こえてきたなりよ。

その後、「東池袋大勝軒」復活の噂はたびたび流れていたなりが、9月には長野で開催された「信州・長野ラーメン博」で、10月には「池袋三越」で行われた催事「開店50周年アニバーサリーフェスタ」で「東池袋大勝軒」の味が期間限定復活。復活の機運は高まりを見せ始め、山岸氏から暖簾分けをされ、正式な後継者となった2代目の飯野敏彦氏による本当の意味での「東池袋大勝軒」復活が、徐々に現実味を帯びてきたなりね。

そして、11月末には公式ページのブログ「麺絆日記」の11月23日付けのエントリーで「(東池袋大勝軒の新店舗について)ようやく実現が近づいてきたようで、今からワクワクしています」と山岸氏がコメント。続けて11月30日付けのエントリーでは、毎年恒例だった「年越しもりそば」の販売を新店舗で行うと告知、さらに12月6日付けのエントリーでは、来年1月5日に新店舗を開店すると発表しているなりよ。

新店舗は3月まで店舗を構えていた場所から徒歩数分程度の場所にあり、最寄り駅は東京メトロ東池袋駅(徒歩1分)。1月5日の「復活記念日」には、多くのファンが詰めかけることになりそうなりね。なお、オープンに先駆けて販売が行われる「年越しもりそば」は受付が12月25日〜28日の午前9時〜午後7時、受け取りが12月29日〜12月31日の午後12時〜午後7時となるなり。「東池袋大勝軒」ファンの人は要チェックなり!

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