消費者が選んだ「2007年話題・注目商品」、トップに輝いたのは?

2007/11/28 23:00 Written by コ○助

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11月もあと数日で終わり、2007年のラストを飾る師走に突入間近。この時期になると、そろそろ一年を総括する話題が出てくるなりが、電通消費者研究センターが毎年調査している「消費者が選んだ話題・注目商品」の2007年版が発表されたなりよ。まずはどのような話題や商品が選ばれているのか、発表されたランキングを見ておくことにするなり。

◎消費者が選んだ2007年話題・注目商品(電通調べ。カッコ内は昨年順位)
1位 ペンタッチ携帯ゲーム(5位)
2位 新感覚リモコンTVゲーム(44位)
3位 「ビリーズブートキャンプ」(圏外)
4位 デジタルカメラ(圏外)
5位 大画面薄型テレビ(2位)
6位 ワンセグ対応端末(10位)
7位 邦画(24位)
8位 カップ入りスープ(圏外)
9位 電子マネー(21位)
10位 エコグッズ(64位)
11位 「千の風になって」(圏外)
12位 家族割引サービス(圏外)
13位 動画共有サイト(50位)
14位 SNS(17位)
15位 黒い烏龍茶(圏外)
16位 デジタル一眼レフカメラ(圏外)
17位 宮崎県産品(圏外)
18位 おでん缶・ラーメン缶(圏外)
19位 メジャーリーグ(圏外)
20位 薄型デザイン携帯電話(40位)

ということで、今年の「2007年話題・注目商品」として消費者が選んだのは「ペンタッチ携帯ゲーム」、つまりは「ニンテンドーDS」だったなりね。奇しくもこの調査結果が公開された28日には国内2,000万台を突破したと、エンターブレインから発表があったなりよ。かつて「プレイステーション2」が2,000万台の大台を突破するまでにかかった時間は約6年半。「ニンテンドーDS」はそれの倍以上のペースとなる約3年での大台到達となったなりね。まだまだ人気に衰えが見えていないことからも、そう遠くない将来、歴代のハードの中で「最も売れたゲーム機」と呼ばれるかもしれない、そんな可能性を秘めたハードなりよね。それだけに、今回の調査でトップに輝いたのは納得の結果と言えるなりよ。ちなみに2位の「新感覚リモコンTVゲーム」はもちろん「Wii」のことで、任天堂の商品がワンツーフィニッシュを決めているなり。

全体的を見渡して気が付くのは、昨年のランキング上位に名を連ねていた話題・商品のうち、今年も踏みとどまっているのは「ペンタッチ携帯ゲーム(今年1位、昨年5位)」「大画面薄型テレビ(今年5位、昨年2位)」「ワンセグ対応端末(今年6位、昨年10位)」の3つくらいしかないこと。ちなみに昨年の1位は「脳トレーニング関連商品」、2位は「大画面薄型テレビ」で、3位は「ダ・ヴィンチ・コード」、4位は「HDD付きDVDレコーダー」、5位は「高性能携帯ゲーム機」、6位は「FIFAワールドカップドイツ大会」、7位は「冬季オリンピックトリノ大会」、8位は「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック」、9位は「音楽プレーヤー付携帯電話」、10位は「ワンセグ対応携帯電話」と続いていたなり。昨年は大きなスポーツイベントが3つも重なっていたこと、ゲームやデジタル系機器のトレンドが次のステージに進んだことなどが、1年を経てランキングが一変した理由と言えそうなりよ。

電通は今年の調査結果を受け、2007年の消費キーワードを「ネタ共振消費〜ネタでつながり、ネタではじける」と命名。消費者は話の「ネタ」になる商品・サービスに共振するメカニズムが働いたように思われ、上位20位内には「ネタ」として大いに盛り上がった商品が目立つとしているなり。

皆さんが「2007年話題・注目商品」を選ぶとしたら、どんな話題や商品を選ぶなりか?

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