いわゆる「次世代ゲーム機」と呼ばれるハードは、インターネットに接続することで従来のゲーム機とは異なる楽しみ方ができるようになったなりが、任天堂の「Wii」も単に「ゲームソフトを買ってきて遊ぶ」以外の遊び方をいくつも提案しているなりよ。例えば過去のゲームをダウンロード（有料）して遊べる「バーチャルコンソール」、新作ソフトをダウンロード提供（有料）する「Wiiウェア」（2008年3月スタート予定）、天気やニュースが見られる「お天気チャンネル＆ニュースチャンネル」、ユーザーが世界規模で投票を行うアンケートコンテンツ「みんなで投票チャンネル」などなど。まだサービスとして成熟はしていないなりが、任天堂は「ネットに接続するからこと実現できる」コンテンツにも力を入れているなりね。

そうした施策の一環として、便利なサービスが27日から始まったなり。新たに「みんなのニンテンドーチャンネル」というメニューを追加。Wii経由でニンテンドーDSの体験版ソフトの配信を受けることができるようになったなりね。ニンテンドーDSとWii、ともに任天堂の大ヒット商品なりが、あまり連携できる機能やサービスがなかったので、二つを繋ぐ面白い施策と言えそうなりよ。

具体的には、街中や販売店などに設置されている「DSステーション」と同様の機能をWiiに持たせるもの。Wiiで「みんなのニンテンドーチャンネル」→「DSダウンロードサービス」を選択すれば、特別な無線LANの設定などを必要とせず、ニンテンドーDSに体験版をダウンロードできるなりね。「なんだ体験版か……」と感じてしまう人もいると思うなりが、現在「DSダウンロードサービス」で配信されている体験版は全部で120種類以上。ちょこちょこと遊んでみるのはもちろん、購入する前にチェックできるのは、「ハズレ」を引く可能性がグッと減るので試してみる価値はあるなりよ。また、「DSステーション」はそれほど設置台数があるわけではないので、自宅に居ながらにして同じ機能を利用できるのはユーザーとしては嬉しいなりよね。

ほかにも新作ソフトのデモ映像やテレビCM、開発者のインタビューなどを視聴することができるようになったほか、発売済みのソフトを検索できる機能を提供。普段からゲーム雑誌やゲーム系のサイトを見ていないユーザーが、「どんなゲームがあるのかな」とチェックするのに役立ちそうなりね。

Wiiのネットコンテンツのユーザーはそれほど多いわけではないなりが、これからもコンテンツが追加されてリッチになっていくのは間違いなし。ぜひ一度、お試しあれ。