「ミス・ユニバース」地区大会で候補に嫌がらせ、主催者側が捜査へ。

2007/11/26 15:14 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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なんかこう「美女コンテスト」と聞くと見た目は華やかだけど、その裏舞台は参加者同士のドロドロしたいがみ合いだとか、みにくい戦いが繰り広げられているんじゃないかなぁ、と想像してみたり……。これって自分より美しい人とか、なんらかに長けたキャラクターを持っている人に対する、やっかみから来る想像なんでしょうかねぇ(笑)。あぁ、自分より美人は「性格ブス」であって欲しいと願う女心。

なので今回のニュースには、妙に納得してしまうところのあるウォール真木(笑)。なんでも「ミス・ワールド」、「ミス・インターナショナル」と並び、世界3大ミス・コンテストとして名高い「ミス・ユニバース」のプエルトリコ地区代表を選ぶ大会で先日、その王冠を得た女性に対し、とんでもない嫌がらせがあったそうなのです。

今回「ミス・プエルトリコ」に選ばれたイングリッド・マリー・リベラさんは、本番中の舞台で顔や体にじんましんが突然現れ、その異変に驚いたとか。平静を保って笑顔を絶やさなかった彼女ですが、皮膚がはれて大変だったそうです。舞台裏に戻った直後にドレスを脱ぎ捨て、アイスパックなどで応急処置をしたそうです。

彼女はこの出来事の前にも、楽屋から所持品の入ったバッグが盗まれたり、彼女が参加した最終予選に「爆弾を仕掛けた」などの予告電話が入ったり、いろいろと周辺に異常な出来事が続いていました。そして今回のじんましんも、最初は緊張から来るアレルギーにしては急な症状だったため、主催者側が捜査に乗り出したのです。

その結果なんとリベラさんのメーク用品や衣類から護身用に使われるペッパー・スプレーの成分が検出されました。刺激の多い唐辛子ですから、そりゃ肌も大変なことになるわ(汗)。犯人はまだ見付かっていませんが、今後も引き続き捜査は続けられるそうです。

リベラさん、実は数年前にも「ミス・ワールド」でプエルトリコ代表になったこともあり、出場者の中でも最有力候補として目立つ存在だったのです。ライバルから嫌がらせを受ける可能性は、かなり高かったといえましょう。しかし今回の事件にもへこたれず、彼女は

「目標を達成しよう、と自分にいい聞かせて頑張りました」

と記者会見で語ったそうです。世界大会でも健闘して下さい。

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