雨具の代わりにもなる風呂敷、超撥水加工で水を寄せ付けず。

2007/11/09 11:13 Written by モノメトロ編集部

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突然の雨、もし雨具を持ち合わせていなかったら。「コンビニでビニール傘を買う」「雨が止むまで待つ」「友人・知人の傘に入れてもらう」など、雨を回避する方法をいろいろと考えるが、どの方策を選んでも折りたたみ傘や置き傘などを用意していなかった自分を恨むものだ。でも、それらを常に用意するのは大変だし、面倒くさく感じることだってある。そうしたときに便利な風呂敷「ながれ」が、朝倉染布から発売されている。超撥水加工によって水を寄せつけないため、雨が降ってきたときにバッと広げれば雨具の代わりにもなるスグレモノだ。

「ながれ」は1本1本に水をはじく加工を施した糸によって構成された、「超撥水」を謳う風呂敷。サイズは96センチ×96センチの正方形で、見た目は普通の風呂敷とそう変わりはない。デザインパターンは、「カラーブロック」「しあわせ瓢箪」「金魚」「和迷彩」「グレンチェック」「レザー迷彩」など、いろいろと用意されている。価格はいずれも3,570円。朝倉染布のホームページなどで購入可能だ。

この風呂敷が優れているのは、バケツ一杯分程度の水ならば、「ながれ」で包んで運べてしまうほど、強力な撥水加工が施されていること。そのため、雨が降ってきたときにバッと広げれば傘の代わりになる……という程度は朝飯前、ほかにも水を包んで絞ればシャワーの代わりに、豆腐などの水気のある食材を運ぶエコバッグに……と、使い方は想像力次第といった自由な風呂敷なのだ。場所を取らず、決して邪魔にならない風呂敷なので、カバンや机の引き出しにポイッと入れておけば、いざという時に役立つこと間違いない。

ちなみに、「ながれ」は10月31日に放送された「ザ・ベストハウス123」(フジテレビ系)において、「ものすごい布 BEST3」の2位「日本に感動の金メダルをもたらした布」として紹介されたほか、「ズームイン!! SUPER」(日本テレビ系)や「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)などでも取り上げられ、メディアでの紹介が相次いでいる注目の商品だ。

もともと朝倉染布の超撥水加工は、「オムツカバー用のムレない撥水加工」として始まり、30年ほど前には大手のオムツメーカーの撥水加工を一手に引き受けていたという。紙オムツの台頭によってオムツカバーの使命は終わりを告げたが、この技術をベースにした競泳用の水着を開発するなど、さまざまな分野への応用研究を続けている。

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