今季は「最優秀中継ぎ投手賞」獲得、ロッテの薮田安彦投手がFA宣言。

2007/11/08 10:09 Written by コ○助

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阪神の最強中継ぎ陣「JFK」にちなみ、藤田宗一投手、小林雅英投手とともに「YFK」を結成。ロッテの「勝利の方程式」としてパ・リーグ随一の投手リレーを見せてきたなりが、藤田投手は1億3,000万円の高年俸と35歳の年齢、今季の不振から戦力外通告を受け(→巨人入団が決定)、小林雅投手はメジャー移籍も視野に入れてFA権を行使と、「YFK」からの離脱が相次いでいたなりよね。そして、最後の砦となっていた薮田安彦投手まで、7日にFA権を行使。小林雅投手、藪田投手ともにロッテ残留の選択肢は残してはいるなりが、「YFK」は完全崩壊の危機に直面しているなりよ。

藪田投手がFA宣言をした理由として、記者会見で説明したのは「(他球団、メジャーを含めて)自分への評価を聞いてみたかった」という点。これまでロッテは3度の下交渉をする中で、最大限の誠意を持って残留を求めていたなりが、藪田投手も「評価されているとは感じた」と認めつつも、他球団からの評価を知りたいとの欲求が勝ったようなりよ。34歳という年齢的にも、初のタイトルとなった「最優秀中継ぎ投手賞」を獲得した今オフが最後のチャンスと踏んだ可能性は高いなりね。

現時点ではまだ国内球団が藪田投手獲得に動くとの情報は出ていないなりが、慢性的な中継ぎ・抑え投手不足に陥っているメジャーへの移籍が濃厚と見られているなり。藪田投手自身もメジャーへの思いは強いようで、おなじみの団野村氏と代理人契約を結び、海の向こうの移籍先を探すことになるなりよ。

藪田投手は1995年のドラフト2位でロッテに入団。もともとは先発投手だったなりが、バレンタイン監督によって中継ぎ投手に配置転換され、輝きを放つようになったなりよ。中継ぎ専属となった2004年以降、今季までの4シーズンで222試合に登板するなど、ロッテに絶対に欠かすことの出来ない存在になっているなりね。また、2006年にはWBCの日本代表にも選出され、日本の「世界一」に大きく貢献していたなり。

メジャーからの評価も高いことから、10球団近くによる争奪戦になるとの見方も。同僚の小林雅投手ともども、どのようなオファーが舞い込むのか目が離せないなりね。

◎今オフにメジャーリーグを目指す日本人選手
□…挑戦表明中 ◇…メジャーもOK △…挑戦報道あり ○…当確 ×…断念
□藪恵壹投手(39歳) 浪人
□野茂英雄投手(39歳) 浪人
□森慎二投手(33歳) 自由契約
□福盛和男投手(31歳) FA
□桑田真澄投手(39歳) 自由契約
□多田野数人投手(27歳) 自由契約
□大家友和投手(31歳) 自由契約
□黒田博樹投手(32歳) FA
◇小林雅英投手(33歳) FA
◇薮田安彦投手(34歳) FA
△高津臣吾投手(38歳) 自由契約
△福浦和也内野手(32歳) FA
△福留孝介外野手(30歳) FA
△岩瀬仁紀投手(32歳) FA

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