「ジャンプスクエア」創刊号の完売相次ぐ、予想以上の大ヒットに。

2007/11/06 22:53 Written by コ○助

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今月2日、「ジャンプ」の名を冠した新しい月刊マンガ誌として創刊された「ジャンプスクエア」(集英社)、皆さんはもう手にしてみたなりか? 発売直前にはテレビや街頭ビジョンなどでガンガンCMが流れていたので、あまり月刊誌というスタイルや、「ジャンプ」系の雑誌に興味がなくとも、気になっていたという人は多いと思うなり。コ○助も最初は買うつもりも、立ち読みで中身をチェックするつもりもなかったなりが、CMやネットでの盛り上がりを見て手を出してみたクチなりよ。

コ○助は「やっぱり欲しいかも」と思い始めたのが発売日の夜だったので、翌日(発売2日目)に本屋&コンビニ巡りをしてみたなりが、「月刊誌だから楽に手に入るだろう」と考えていたのが甘かったなりね。どの店も店頭には全く並んでおらず、店員さんに聞くと「昨日(発売日)のうちに完売しちゃいました」の答え。「ブックオフ」などの古本店にも何店か行ってみたなりが、それらのお店でも取り扱いがなく、せっかく「見てみたい、読んでみたい」との衝動に駆られていたのに、徒労の末にトボトボと自宅に帰ったなりね。まあ、そこでおもむろにAmazon.co.jpをのぞいてみたら普通に在庫があったので無事に購入できた、というオチなりが(笑)。(※6日現在ではすでに完売。中古を扱うマーケットプレイスでは1,374円〜3,980円の値段が付いているなり!)

実際、「ジャンプスクエア」創刊号はかなり売れたようで、毎日新聞によると、初版の発行部数は50万部ながら、東京都内の大型書店やマンガ専門書店などで完売が相次いでいたそう。書店では「予想以上の反応」と対応に追われているというなり。また、Wikipediaには「実売率が首都圏で9割、全国で7割に達したため、約10万部程度の増刷が決定した」とも。6月に休刊した「月刊少年ジャンプ」の後を引き継いだ形の新雑誌という、少し不安要素もある中での新創刊だったなりが、まずは最高のスタートを切ったと言っても過言ではないなりね。

「ジャンプスクエア」がこれだけ注目を集めたのは、単に「ジャンプ」ブランドの新雑誌だから……だけではなく。「デスノート」の小畑健による読み切り作品「HELLO BABY」や、「るろうに剣心」の和月伸宏の新作「エンバーミング」、「花より男子」の神尾葉子の少年誌デビュー作「まつりスペシャル」、藤子不二雄Aのエッセーマンガ「PARマンの情熱的な日々」など、ビッグネームの作品をいくつも揃えられた点が大きいなりね。

とはいえ、先日休刊してしまった「コミックヨシモト」も、物珍しさもあって最初はそれなりの出足を見せたなりが、すぐに息切れしてしまったのは記憶に新しいところなりよ。新しいマンガ誌には必ず「とりあえず読んでみる」層が存在するので、次号は創刊号の50万部を割ることも当然有り得るなりよね。どこまで読者離れを起こさせずに、絶えず魅力を放ち続けて読者を定着させていくのか。これからしばらく、集英社の舵取りに注目しておきたいところなり。

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