米国の夏時間が終了するこの季節、当分は交通事故にご用心を。

2007/11/05 12:37 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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日曜日の朝8時です。本日のウォール真木は多少時間を持て余しぎみ。なぜなら今朝は米国で夏時間が終わり、時計の針が1時間戻されたからです。

朝8時まだゆっくりと寝ていたつもりでも、それは夏時間に慣れていた体内時計がそう感じている感覚。冬時間に変わった今朝ではまだ7時なんですねぇ……。おかげで1時間余裕が出来たものの、いつもの慌しい生活に慣れているせいか、何をしていいのか判らない貧乏性です(笑)。

ところでこの夏時間から冬時間に変更になる日は、通常10月の終わりから11月初めにかけての日曜日の深夜と決められています。朝の日の出が早くなり朝はそれなりに明るいのですが、日の入りが早くなるので、夕方はめっきり暗くなるのがちょっと憂鬱であります。まあ冬だから仕方がないか。

ところでこの夏時間終了直後というのは、交通事故にあう頻度が、一時的ですが急激に増すのだそう。ペンシルバニア州のカーネギーメロン大学の研究者2人が、過去7年間の交通事故のデータを調べたところ、冬時間が始まったばかりの11月の夕刻(午後6時前後)の交通事故による歩行者死亡事故は直前の10月と比べて平均37件も多かったのだそうです。これは約3倍の増加だとか。

しかもこの率の増加は歩行者のみに限定されており、車の運転者や同乗者にはこの傾向がないという不思議な結果が。夕刻が早く暗くなってしまうというのが人々の視界を悪くするのだとすれば、ハンドルを握るドライバーだって影響を受けそうなんですが。コレって、一体どうしてなんでしょうねぇ。

とりあえず、ウォール真木。ここ1ヶ月ほどは道を歩く時に細心の注意を払うことにしましょう。ただでさえ前方不注意は得意な人間なので……。

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