発表から1年半余、DS向けワンセグ受信アダプタ「DSテレビ」発売。

2007/10/25 15:19 Written by コ○助

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昨年2月に開催された「ニンテンドーDS カンファレンス!2006春」において、電撃的に発表されたニンテンドーDS向けのワンセグ受信アダプタ。アンテナの付いたカードをDS用のゲームスロットに差し込むと、それだけでDSがワンセグテレビになるという、非常にユーザーの期待感を煽る製品だったなりよ。2006年4月からワンセグの本放送が始まったことから、当初はそう時間を置かずに発売されると見られていたなりが、気が付けば、半年…1年…1年半とただ時間だけが経過。一部のユーザーの間からは「もう発売されないのでは?」と半ば諦めムードも漂い始めていたなりね。でも、ついに正式に発売されることが発表され、11月8日午後から予約受付が始まるなりよ。

正式発表されたDS向けワンセグ受信アダプタは「DSテレビ」。受信感度を高めたのか、1年半前に発表されたそれとはアンテナの本数(1本→2本)やチューナー部の形状が変わっているなりね。視聴時には2本のアンテナをV字に開くという、昔のテレビのようなスタイルになりそうなりよ。

ただワンセグが見られるだけでなく、DSならでは「2画面」「タッチパネル」を活かした機能も。テレビ画面を観ながらメモしたり、字幕を記録したりすることができるほか、メーター表示ですぐ確認できる電波チェッカーも用意されているようなり。

価格は6,800円(税込み、送料無料)。通常の量販店や小売店での販売はなく、任天堂のウェブサイトでのみ販売が行われるなりよ。爆発的には売れなくても、国内だけで2,000万台近く売れているDSだけに、普通に売ればそれなりに売れる製品だとは思うなりが、かつて同じような形で販売された「プレイやん」(ゲームボーイアドバンスSPやDS向けに2005年に発売されたメディアプレーヤー)と同様、任天堂にとっては実験的な意味合いの強い製品という位置づけなのかもしれないなり。

この1年半の間に、携帯電話のワンセグ機能も珍しくなくなり、ワンセグを受信できる機器は世にたくさん出回ったなりよね。カーナビや電子辞書までワンセグが見られる昨今。やや「DSテレビ」は遅きに逸した感も否めないなりが、いつでもDSを持ち歩いているなら重宝しそうではあるなり。興味ある人はぜひチェックを。

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