1957年の富士精密工業(プリンス自動車工業)から登場して以来、国産最高のスポーツカーとして絶大な人気を誇る日産自動車の「スカイライン」。その中でも同社のシンボル的存在である「スカイラインGT-R」の後継車「NISSAN GT-R」が、ついに発表された。最高出力480馬力、最大トルク60kgm、0-100km/h加速が3.6秒という国産車としては驚異のスペックを持ちながらも快適な走りが味わえるという、同社の技術の極みと言えるスーパーカーだ。発売日は12月6日で、価格は777万〜834万7,500円(税込み)。
第40回東京モーターショーで発表され、世界の注目を集めた「NISSAN GT-R」は、新開発のプレミアム・ミッドシップパッケージを採用し、3.6リッターV6ツインターボ「VR38DETT」エンジンやGR6型デュアルクラッチトランスミッションなどを装備。マルチパフォーマンス・スーパーカーとして最高の性能を実現している。
タイヤにかかる荷重のバランスを最適化したボディパッケージで、シフトはパドルシフト、高トルクながらも低燃費とクリーンな排出ガスを実現したエンジンなど、革新的な技術が満載されており、腕に自信のある人からビギナーまで幅広くスポーツカーの魅力を味わえる。エンジンやトランスミッションは、クリーンルーム内で1人の職人によって組み立てられている。
また、高速・大容量のHDD(30GB)を採用したナビゲーションシステムやBluetoothオーディオ、BOSE社製のサウンドシステムを装備。操作性の高いナビと迫力のサウンドは、ドライブをさらに快適にしてくれそうだ。
発売に先駆け、全国5カ所にある日産ギャラリーで10月27日〜11月26日に展示される予定となっているので、「NISSAN GT-R」を間近で見たい方はぜひ。(モノメトロ編集部)